パーソナルクローゼットＭ＆Ｖ フォーマルドレススタイリストの楠田佳世です。
さて、引き続きNEW YORK INTERNATIONAL BRIDAL WEEK の様子をお伝えしますが、今回はこちらのウエディングドレスのトレンドを御紹介しますね。
以前からM&Vのブログでもご紹介しておりますが、今年はこのスタイル、変形マーメイド、別名トランペットドレスが大流行
このスタイルは今年の第85回アカデミー賞で主演女優賞を獲得した、
ジェニファー・ローレンス（Jennifer Lawrence）が着て一躍有名になりました
photo : Getty Images
なので、どのブランドのブースでも、モモやひざあたりから広がる、このトランペットドレスが沢山並んでました～
日本で大人気のプロノビアス（PRONOVIAS）でもキ―ビジュアルのトルソーにはトランペットドレスが飾られてました（下が切れていてスミマセン
）
そしてこちらのコーディネートは至ってシンプル。
ジェニファーローレンスもそうですが、デコルテを強調しているドレスにも関わらず、ネックレスは付けてませんね。
ヘアーも小さくまとめてシンプルに。
この部分はモリモリヘアーの日本のウエディングスタイルと大きく違うところですね
こちらはナチュラル系のヘアースタイル。わざときっちり作りこまない形がラブリーさを演出してますね。編みこみが流行しているのは日本と同じです。
こちらのヘアースタイルは、まとめる位置もアクセを付ける位置もぐっと下。
なので大人っぽい＆ナチュラルな印象です。
ドレスとの相性にもよりますが、気品も感じられますね
こちらはサイドでまとめたスタイル。
パーティーの時にもよさそうですね。
ヘッドアクセも、小ぶりでも素材のクオリティー重視の物が多かったです。
こちらはスタイリッシュでエレガントなヘッドアクセで大人気の
ベールやヘッドアクセのブランドですが、全てハンドメイド
素材にもとてもこだわってました。
オーナーのsaraです。
あちらの方に伺うと、結婚式も2度目、3度目も結構当たり前。
またウエディングのスタイルも、引き続きデェスティネーション・ウエディング（リゾート婚）が流行っており、その中でも、最近はファームウエディング（直訳：牧場婚）が人気だとか
。
日本では緑に囲まれた軽井沢や伊豆高原でのウエディングと同じかんじなんでしょうね。なので花嫁さんのドレスも動きやすいミニマムなものが主流でした。
またこちらのドレスは日本と比べると
「セクシー」を重要視していますよね。
背中がぐっと空いたものや、バックに特徴があるドレスも多かったです。
まぁ、ほとんどのドレスブランドのラインナップは似たりよったりでしたが、
一つだけエッジが際立っていたブランドを御紹介。
AMANDA GARRETT （アマンダ・ガレット）
アメリカでも、シンプルかつラクジュリアスなドレスを望む女性に大人気だそうです。
日本には20代向けのウエディングドレスばかりですが、このドレスならば、アラフォーやアラフィフ婚、また高級リゾート婚にピッタリ。
まさに 「THE 大人なドレス」 です。
素材はシルク、また一つ一つ職人さんがハンドメイドで作るそうです。
一見シンプルですが、とても細やかなデザイン。
違いがわかる大人女性に是非着て頂きたいと思いました。
デザイナーのAMAND （アマンダ）。
ロンドンで約10年、シドニーで約20年、デザイナーとして活躍しているそうです。
気になるお値段ですが、他のブランドさんの約倍近い価格
その意味でも一見派手でわかりやすいドレスではなく、こだわりの一着を好む大人女性向けですね。
さてレポート最終回
では、お待ちかねのブライダルマザードレスを御紹介
お楽しみに♪
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