THE21 200611 | REVIEW

THE21 200611

【梅田望夫】

人脈、仕事のスキルなど、会社に勤めていなければ得られないものって実はたくさんある。

だから私は会社を辞めたいという若者には「自分が組織に対して与えているもの」と「組織から自分が得ているもの」を天秤にかけてどうしても自分が組織に与えているもののほうが大きいと思ったら辞めればいいとアドバイスしています。


「なりたい自分」がはっきりわかっていても短期的には「なれる自分」、つまりマーケットが評価する自分にしかなれません。だから、「短期目標=なれる自分」を達成しつつ、「時間の使い方の優先順位」を変えながら少しずつ「なりたい自分」に近づいていくのが、いちばんいいキャリアの歩み方ではないでしょうか。



【大前研一】

悩むくらいだったら行動する。

もしうまくいかなかったら失敗を潔く認めてどこが悪かったのかその原因を徹底的に探し、それを排除するには自分には何ができるか考える。



【松本大】

証券会社の花形といえば、トレーディングでマーケティングはどちらかというと地味な仕事。

→アプリ-開発の関係。

先輩や同僚の仲にはなぜこんな仕事しかまかされないのかと愚痴をこぼしている人もいた。

でも僕は隣の芝生は青いと腐っていたらダメだ。まずは自分の足元の草から食べないとと思っていました。

自分の牧草地に草が少ないとそれを食べきれないうちから隣の牧草地をみているのはおかしいですよね。


ビジネスでも何でも成功するために一番大切なのは継続すること。そのためにはとにかく気持ちをくじけさせないのがポイントなのですが、「為せば成る」という考えに固執していると自信を失ったり自分自身を大きく落ち込ませたりして、それができなくなってしまいます。

だから壁にぶつかってしまったときは「成るようにしか成らない」と考えていい意味で開き直る。モチベーションを落とさないひとつの方法ですね。


大切なのはやる気や好奇心を失うとパフォーマンスが下がるということを頭と体に叩き込むことです。

その痛みを知っていれば気持ちが弱くなってきたときに「これはまずい」と体が勝手にやる気を取り戻してくれるようになりますから。



【堀之内九一郎】

いつも失敗するたびに「そうだ、今はまだ修行のとき、うまくいくのはもっと先なんだ」と自分に言い聞かせているんです。



【滝久雄(ぐるなび会長)】

自分が本気で立ち向かえる仕事など急いで見つけなくてもいいと思いますよ。

それよりも大切なことは見つける過程を楽しむことではないでしょうか。

人生は過程であるというのが私の持論です。斜めの坂を一生懸命に上っていく過程が人生そのものなんですよ。だからこそ過程が大切であり、過程を楽しめない人は人生を楽しめない。ひいては仕事を楽しむこともできないでしょう。