結婚して以来、一人の時間が少ない。
いや、あまり持たないようにしていたのかもしれない。

時々一人の時間ができる。
そんなとき、心の余裕ができると思うことがある。

この風景を君と一緒に見たかったと。

君に依存しているのかもしれないが、
楽しいことも辛いことも
君と一緒でないと寂しいのだ。

こんなところが君に負担をかけてしまっていたのかもしれない。

昨日ふと歩いていたら、
強い風が吹いた。
風で巻き散る桜の花びら。

きれいなこの光景を君と見たかった。

それはとても贅沢なことで、
今までその贅沢が当たり前で、
せれに気がつかなかったことが
いっぱいあったと知る瞬間でもある。

最近頭痛がする。
かなり体重も増えた。

仕事が一山超えて、
気が抜けている。

君のこんな声が頭をよぎる。

『あなたの体が心配だから』

その言葉だけでも幸せに思う必要があったのだろう。
またきっと君はそれに対して
何をしていけばいいのか分からなかったのだろう。

少し時間ができて、
少し後ろを振り返り、
そのとき何も残ってない人生を歩んでいる。

そんな人生になっても後悔しない何かを
見つける努力をしようと思う。