最近残業で忙しい。
いつもしない指輪を久々にしたら
ちょうどイイ大きさになっていた。
いつも指輪をしない僕をあなたはいつも悲しそうにしてた。
それは少し君に対する反抗であり、
君のいやがる顔が好きな僕の悪いところなのだろう。
実は他にも理由がある。
指輪のなれない僕はある日、
年輩の女性との打ち合わせで
机と指輪がぶつかる音を響かせてしまった。
女性は独身。
少しいやな顔を一瞬していたのだ。
君と結婚した僕は何より自慢であった。
その僕を嫌みに感じない人はいないだろう。
こんな話も今更ながらではあるが、
指輪をいつもしなかった理由でもある。
今日からはずっとすることにした。
そう。ずっと。
