こんにちは。院長のミノルです。
最近「腰痛はストレスから!」とか「肩凝りは心の病だ!」などといった内容のTVや本をよく見ます。
5年ぐらい前から急に多くなってきたように感じます。
内容は腰痛は関節や骨、軟骨、筋肉などの異常と考えられて来たが、実はストレスによるものであることが判明した!!みたいな感じです。
これを見た鍼灸師はみんなこう思ったはずです。
「えっ?今更?そんなの3000年前から知ってるよ!!」って。
鍼灸の大元となっている3000年以上前の中国の古い書物に記してあります。
東洋医学では感情を 七情(怒、喜、思、憂、悲、恐、驚)に分け、それぞれか過剰に働いた時に様々な症状が現れると考えられてきました。
そのなかで、ストレス=怒(肝)の感情と捉えると、最終的に筋肉のひきつりを起こして腰痛や肩凝りを起こすと考えられています。
他にも腰痛の原因として、精力の不足や足の冷えなど、西洋医学とはちょっと違うものが考えられています。
これは特に難しい話ではなく、東洋医学の基本中の基本なのですが、西洋医学では新発見なんですね。
面白いですね。物事の見方をちょっと変えるだけで、3000年前から判ってたことが新発見になってしまうんですね。
因みにストレスは「怒」だけでなく、 七情(怒、喜、思、憂、悲、恐、驚)全てで感じます。
楽しいことばかりしていても、体にはストレスを感じています。
栄養と一緒でバランスが大事ですね。
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