タミヤ A-6A 1/100 イントルーダー (小説「デビル500応答せず」より)

 

改めて製作記です。

これの前に1/72・1/144のMig-31 Firefoxを作り、架空機ですが飛行機が続いたことでそのまま飛行機模型づきまして、じゃあ前からいつか作ろうと思ってたA-6イントルーダーのデビル500機をとなった次第です。

軽く作りたいが1/144だと自分的にはちょっと小さすぎ、ということで1/100としました。1/100はタミヤしかなさそうだったのでタミヤ版を購入。割と古いキットらしく安くて良し。

タミヤだし軽くさくっと作って終わりにしよう思ってました。この時までは。

 

毎度のごとく飛行状態か着陸状態かどっちにしようかと考えながらパーツチェックなぞしておりましたら、胴体横のエアブレーキが開閉状態を選択できるとのこと。A-6はこんな場所にエアブレーキがあるんですね。モールドの具合もなかなか良く、折角なのでとエアブレーキ開状態で作ろうと考えました。

更にパーツチェックを進め、胴体下部後方のアレスティングフックがある筈の箇所がただの四角い窪みになっています。何だこれ。モールドくらい掘ってくれてもいいのに。ここは一度埋めてフックのY字状のモールドを彫り直そうと思いました。

そして仮組をしながらふと考えて。エアブレーキだけ開いてる状態ってあんまり無くない?まあ無くはないのかもしれないけど、エアブレーキだけ開いてる状態ってのも絵的に(というか自分的に)なんかしっくり来ない感じがする。多くは着艦時だろうから、ギアとフラップとかが一緒に下りてる状態が自然じゃないか?

ということで、フラップも下ろした着艦中状態を作成することに決定しました(ここでエアブレーキを閉じるという選択は無かった)。

 

方針が決まりまして胴体部の接着から始めましたが、なかなかこれが合いがよろしくない。そして胴体下部中央のパーツだけ何故か凸モールド。何だこれ。

このタミヤの1/100コンバットプレーンシリーズ、割と古いんじゃなくて凄く古いんですね。初出は1969年頃とか。自分生まれてねえぞ。まだモールドといえば凸モールドが普通の時代だったそうで、何で同じキットの中で凹と凸が混ざってるのかは分かりませんが、まあ大変な歴史あるキットということでいろいろ納得しました。しかしこれは大変だぞと。

 

なんとかあれやこれやとすり合わせ大体の形を出しました。

フラップ・前縁スラットも切り離し、ただフラップは切り離しに失敗し駄目になっちゃったのでもう一つ買ってきてフラップ側を切り出して2個イチしてます。安いので良し。

いろいろと資料を調べていますと、翼端も上下に開いてエアブレーキになるとか。ここも作らないと。そして更に調べていくと、胴体のブレーキは効果が薄く翼端のブレーキだけで足りることとなり廃止されていき、後期型ではビス止めされたり埋められたりしていたとか。何だそれ。

何故それを作ったタミヤと思いましたが、このキットはA-6Aで初期型でまだその運用になっていなかったものかと思われます。

小説モチーフとは言え多少の整合性が気になり原作を再読しました。主人公達が基本的に乗っているのはA-6Aとの表記があります。途中でA-6Bに乗る場面があり、「俺B型の訓練受けてないぞ」みたいな会話があるくらいなのでキットとの整合性はOKと判断しそのまま進めることとしました。

プラ板で前縁スラット、フラップの下側の赤い部分、翼端エアブレーキなどを作っていきます。

 

尾部の係留点、燃料排気管もなんかただの出っぱりだったのでプラ板・プラパイプで作成しました。

上記のアレスティングフック部も埋めて彫り直しています。

 

ピトー管を折ってしまったので真鍮線で再作成。

あと着艦体勢ということで、水平尾翼の角度を変えて接着しています。飛行機作るのは好きですがさして詳しくなく、これで正しいのだろうか・・?一応いろんな飛行機の着陸時の写真を見まくっての結果ですが。

 

そしてコクピット。

小さく古いキットということもあり、計器板がモールドもパーツもありません。キットには。

説明書の中に原寸大の計器板の絵があり、切り取って貼ってくださいとのこと。この辺時代を感じますね。

 

この絵をスキャンして加工した画像を作成しました。

こんな感じです。

実際に使ったのは枠だけで中の各計器類はA-6のコクピット写真をいろいろ見てでっち上げました。時期によって随分変わるようなのでA-6Aの計器板ではないと思いますが、自分の好み優先で行きました。

 

画像を100均のプリンタ対応プラ板に印刷して貼り付けました。

印刷で平面なので立体感に欠けますが、細かい箇所を綺麗に色出せるのは良いです。

小スケールキットには結構有効な方法じゃないかと思います。

 

続いてパイロット。

キットにはフィギュアがなく、また調達が必要です。ネット情報でダイソーのプラレールもどきトイの運転士セットがだいたい1/100で丁度いいと知り、買ってきました。

 

2体切り取った後ですがこういう感じです。運転士だけに着座姿勢が多いので良いです。

 

ポーズを付けて乗せてみました。

なんとか生きて帰ってきたぜヒャッハーと爆撃手がガッツポーズしているイメージです。

座席はキットのものをベースとしており、中央の仕切り部をプラ板で作成しています。

 

パテで頭部をヘルメット状に改造し、服のディティールも埋めて調整。ガッツ星人みたいですがパイロットです。

イジェクションシートのハンドルも真鍮線で作成しました。パイロット完成後に取り付けます。

 

ホース付けて塗装するとまあまあそれっぽい感じになったかと。

 

一通り基本工作・塗装が終わった状態です。全開け状態は美しい。

デカールはキットの番号を切り貼りして500番を再現しました。

 

所属艦名のところで悩みました。

キットのデカールではキティホーク、コンステレーション、インディペンデンスの3種となっています。

小説での所属艦は空母シャイローとなっていますが、実在しない架空の空母名です。シャイローって巡洋艦はあるそうですが。

ここは再現不可なので妥協案を探し、ちょうど映画版の機体ではうまいことインディペンデンスの表記になっていたのでインディペンデンスのデカールを貼ることとしました。

デカール貼りがどうも苦手で、尾翼のNHを破いてしまいました。キット2つ持ってるのに2回とも。なんという不器用。

部品請求をしたところ、1週間足らずで届きました。凄いぞタミヤ。3回目でなんとか成功です。

 

長くなりましたので一旦ここまでとします。