こだわり過ぎにもほどがある #航空障害灯が好きじゃダメですか?
巷で話題になっている?ふてほどことドラマ「不適切にもほどがある」
切ない話をブッ込んできたり、ますますクドカンの脚本が冴えまくっている。
今回は我が家の「こだわり過ぎにもほどがある」鉄塔星人、ひろむの名古屋旅行のお話。
過去に北九州、熊本と小川の飛行機のマイレージを使ったひとり旅の経験があるが、今回3回目。
午後の成田空港発のANA便で中部セントレア空港に行くという。
「12時に出れば2時半ぐらいに空港に着く」
さらに15分ぐらい追加すれば、新幹線で名古屋に着くけどな。
移動時間は関係ない。
「成田からの飛行機の旅はよかった。最初は鹿島火力発電所が見えて、東京のビルが見えて、ヤビツ峠の絶対に車じゃいけない鉄塔も見えた」
空撮も楽しみの一つらしい。
今回の目的は鉄塔というより、高層ビル。そこには共通点がある。
これ。
わかるかな。わっかんねーだろうな。
航空障害灯。ビルや鉄塔のてっぺんで赤く点滅しているランプ。
ひろむのこだわりの一つは航空障害灯。同じ高層ビルでも、近くに高いビルがあって航空障害灯の設置が省略されているビルは近寄りもしない。
空港の近くで、低くても赤いランプがついている建物があれば、それは鉄塔の親戚。
鉄塔コンプリートならぬ、「航空障害灯コンプリート」を目指して日々出かけているのだ。
ちなみにこの写真は名古屋港にある、名古屋港ポートビル展望台。展望台の中に赤いランプが設置されている、航空障害灯マニアにとっては聖地らしい。
そのな人いるのか?
「展望台でランプ撮っている人がいたけど、同じ日に展望台のランプの写真をツイッターにあげてた人がいた。同じ人かな」とのひろむ情報。
確かに、そんなに多くはないかもしれない。
4泊5日の旅では名古屋のビル群だけではなく、岐阜県庁や三重県のナガシマスパーランドまで足を伸ばし、高さ80mを超える観覧車も載ったらしい。
もちろん赤いランプがつくので、鉄塔の親戚。
「渥美火力まで見えた」
そういえばかなり前に家族旅行で浜松に行った際に、渥美火力発電所まで足を伸ばした記憶がある。
最初の3泊はビジネスホテルだったが、4泊目の最後の晩は奮発して少々部屋代がお高い「ANAクラウンプラザホテル」もちろん高層ビル。
夜景を一晩楽しみたい、とのこと。
どうしてもひろむが写真を載せて欲しいと言われたので、部屋の写真を1枚。二次元彼女と泊まった気になっているのか。
初の一人(二人?)シティーホテルはどうだった?と聞くと
「寝不足になる」
だって。窓の夜景が気になって眠れないらしい。
最後の日はあいにくの雨だったが、夜半過ぎやむとの天気予報から3時に起きて赤いランプが点滅する夜景を堪能したという。
名古屋のおみやげは?と聞いたが、
「何もないんだよ。まったく」
それはひろむが食べたいお菓子がないだけだろう。
「だからこれ買ってきた」
おお、お土産あるじゃん。あれ?
成田空港で自分が食べたいお菓子を購入。
千葉土産じゃん。
まあ、買ってきただけでも「合格!!」
ひろむは「今度は青春18切符使って鈍行でもう一回名古屋行ってこようかな」
飛行機で行くのとあまり時間が変わらないことに気づいたひろむ。
よほど楽しかったのだろう。
めでたし、めでたし。
P.S.
わたくしめが参加するバンド「横浜レンタル倉庫(YRS)」がヤマハの会員誌「音遊人(みゅーじん)」に紹介されました!!
バックナンバーがWebで読めるようになったらまた紹介します。