秋だけど、桜が散ってしまいました。 | 小川家の鉄塔の見えるJazzyな生活

秋だけど、桜が散ってしまいました。

 ラグビーW杯、先週の日本×南ア戦、生まれて初めて国の代表選手の試合を生で見てきた。最初の抽選はすべて外れ、先着順の購入はうっかり忘れ、気づいた頃にめぼしい試合はSold Out。最後の販売期間8月の初日にチケット購入を試みたが、Webにアクセスできるまでに一夜を超えた。こりゃもうダメかな。と思ったらやはりAプール予選の日本戦はすでにSold Out。残りわずかというチケットの中から選んで1枚だけ確保できたのがAプール1位×Bプール2位の試合。その時は正直日本が出るとは思ってなかった。アイルランド×(ニュージーランドと南ア戦で負けたチーム)かな。どうせならオールブラックス見たいな。と思っていたら日本の快進撃。Aプール全勝という運ではなく、実力で勝ち取った1位である。

 

 会場となる東京スタジアムの最寄駅に着いたのは17時半ごろ、キックオフの1時間半以上前。飛田給駅にはこんな横断幕が。気持ち揚がる。

 

 

 周囲は桜ジャージの人が3、4割ぐらいか。人は多かったが、入場は並ばずにあっさりと入れた。席はゴール後ろの2階席の本当に後ろの後ろ。ただ、ご存知の通りラグビーのグランドはとても広いので、席が5メートル前にあったとしても、見え方はほとんど違いはないと思う。スクラムやモールからボールが出るときのバックスの立ち位置など、よく見える席、といえば良いだろうか。ちなみにラグビーといえばビールを左手で乾杯、というイメージがある。私自身何度となくビールの写真をインスタにあげているので、さぞかし会場でビールを飲んだと思う人も多いかもしれないが、最近お年を召してトイレが近くなっており、今年3回連続映画館で後半トイレに行きたいのを我慢するという気が散ってしょうがない状況に陥っているので、この試合では飲み物を封印。ま、正確にはその前の3時半ごろバンド仲間のドラムの演奏を聴きに行って、すでに生ビールを飲んではいるのだが。

 試合の結果はニュースで何度も流れたので敢えて書くつもりはないが、やはり現場で日本代表の試合が観れたというのは貴重な体験。後半からは押されて、押されて、ペナルティをしてゴール決められ、という場面が多かったが、前半は本当に接戦であった。隣の一人で来ているおじさんも、隣の隣の一人で来ているおじさんも、微動だにせず、日本チャチャチャもせず、じっくりとラグビーを見るような長年のラグビーファンのような人もいる中、君が代を歌って、「日本!日本!」と叫ぶなど、普段の生活にはない体験。貴重な時間を過ごしました。写真はノーサイド後のフィールドの写真。リーチ大写し。リーチがボールを持ったり、タックルしたりと、ゲームに絡むたびに会場から「リーーーーーーチ」という掛け声がかかるのも試合会場に行ってないとわからない体験。消費税増税、台風被害など、暗いニュースが多い中、日本中を明るくしてくれたラグビー日本代表。個人個人の力より、チームの団結力・総合力で勝敗が決まるラグビーはとても日本人向きのスポーツだと思っている。ありがとう、BRAVE BLOSSOMS!

 

桜が散ってからテレビでのラグビーの扱いが急激に減ってしまった感があるが、これから準決勝、決勝の戦いが待っている。まだ2週間、楽しめそうである。