最近Hがはまっていること。その2 | 小川家の鉄塔の見えるJazzyな生活

最近Hがはまっていること。その2

 鉄塔星人H、ことひろむ。鉄塔が彼の脳内にそびえ立ってから18年と半年。昨日の様な天気のよい日は相変わらず自転車を担いで電車で鉄塔の写真を撮りに行こうとしたらしいが、自転車がパンクしていたので、諦めた。そういう日はどこで暇を潰すかというと、秋葉原。それがひろむの第2の趣味である。

 

 アニメジャパンとか、コミケ(コミックマーケット)とか、そういったイベントにも朝早くから並んで一人で参加するのだが、今年はそれに加えて東京ゲームショウに参加した。高校生時代のひろむとゲームの関わり合いについて、「鉄塔少年Hの遡上」で書こうと思ったが、写真が著作権上使えなかった関係で没ったので、その部分をちょっと紹介してみる。

 

 我が家に生息する不思議生物、ひろむ。鉄塔をこよなく愛し、公認の部活も入らず、家に直行。週末は自分のお小遣いを使ってひたすら鉄塔のあるエリアに出かけて行く。撮り貯めた鉄塔写真はDVDコレクションにしてリビングや自分の部屋に準備したDVDプレーヤーで見ているようだ。そんな不思議高校生のひろむが「お年玉で買いたいものがある」と言い出した。何だろう。「任天堂のWii。」 持ってるじゃん!しかも最新のWii Uでてるし。「Wiiが欲しい」2台目じゃん!2つ持ってても仕方がないので、Wiiの値段に親が補填をして、Wii Uを購入、リビングにあったWiiは無事ひろむの部屋に。

 なぜ今Wiiか。ひろむの持っているWiiのゲームはMiiという自作の分身である「アバター」が主人公のゲームが多い。ちなみにひろむが持っている唯一の3DSゲームはともだちコレクション。Miiがバーチャルな世界で生活しているゲームだ。今時の高校生がやりそうなネット対戦ゲームとか、モンハンとか、バイオハザード等全く興味がない。従ってPS3とかも必要ない。で、そのひろむが作ったMiiキャラクターを覗いてみた。普通の人は家族とか友達とか、好きな芸能人とかのキャラになるはずだが、つるっぱげに顔が∴だったり、「谷」の文字になってたり。名前も「シーマン」と名付けている。やっぱ不思議くん。

 

あれから6年、大学生になったひろむがはまっているゲームというのはNintendo Switchではない。SwitchからMiiの機能がなくなってしまい、ひろむの興味が失せてしまっている。その名はVカツというパソコンで遊べるアプリ。Miiのようにパーツを設定することで、誰でも簡単にアバターというより、アニメキャラが作成できる。それがAR機能で鉄塔の前で踊ったり,鉄塔と一緒にツーショット写真が撮れたり、とひろむがハマる要素がたっぷり。世間でもVカツは人気があるようで、東京ゲームショウで専用のブースができたりしていた。ひろむがVカツ作ったイチオシのキャラがこれ。その名も「送電鉄美ちゃん」

Tシャツに書かれた文字がひろむのそのままを語っている。10月になるとパソコンだけであったVカツのアプリが、iPhoneやiPadで使えるようになるという。そうなると、ひろむの口からはVカツの話しか出てこない。「お父さん、VカツのiPhoneのアプリいつ出る?10月初旬って書いてあるけどまだでない。」知らん。「AppleのVカツの審査っていつ終わる?」知らん「ネットで見ると早くて二日、平均1週間だけどまだ終わらないみたい。どうして?」知らん。「もうすぐリリースって発表があったけどもうすぐってどのくらい?」知らん。「明日ニコニコ動画でVカツの番組があるらしいけど、いよいよリリース?」知らん。結局なかなか審査が通らなかったらしく、17+の年齢制限付きでリリースされた。

 

ひろむのもっているiPod Touchには対応してないらしいので、iPadにダウンロードしてさっそく遊び始めた。画面を覗いていると・・・

結局シーマンではないか!しかもひろむと一緒に体つきが成長してオヤジ化している。ひろむの世界、奥深い。

(最近は「いつiPod Touchに対応する?」とか聞かれるが、知らんものは知らん。)

以上ひろむの許諾済み。

 

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