先日午前中に雑用で最寄りの駅まで歩いて出かけた折、循環バスの停留所がふと目に留まりました。ふだんはあまり気にもかけませんでしたが、用事も終わったしたまには乗ってみようと。多少大回りですが、100円で知らない道を通るのも楽しい。まっすぐ徒歩で帰っても十数分。循環バスも同じくらい。のんびり気分で乗りました。
帰宅してお昼をすませ、夜出かけるため家族の夕食を作り、さあ出かけるまでは仕事を、と思った矢先に息子からメール。遠慮がちに「大学近くの駅までハードディスクと接続コードを持ってきてもらえるか」と。その日は二ヶ所に移動して作業があり、持参するものが多かったせいかうっかりしたようです。まあどうしてもないと困るものではないけれど、できればあると安心、というレベル。
優しい私は、ちゃんと持っていってあげました(笑)自宅から徒歩5分のところに都電の乗り場があり、息子の大学へは乗って20分ほど。娘の卒業演奏を聴きにいったきり都電は乗っていないので、久しぶりです。
線路の両側に住宅が至近距離に建っている風景は、我が家近辺では変わらないのですが、だんだん都心に進むにつれ道路拡張工事が進み、住宅がなくなっていたのは寂しい感じがしました。
ゆっくり走行で、ゴトンゴトンという音や出発するときのチンチンという音は、幼少時によく乗っていたころの思い出とつながります。思いがけず午後ものんびり気分を味わいながら乗り物を楽しみました。
