マーラーづくし | Tea Time

Tea Time

くつろぎの場に・・・


昨日の昼間はコートがいらないほど暖かくなりましたが、朝のうちは強い雨風があり、変なお天気でした。

母と池袋駅ホームで待ち合わせ。時間の約束よりかなり早めに来る母なので、約束が1時15分~25分というところ、私は12時55分に到着予定にしました。これならさすがに私が先だろうと思いきや、12時50分に母から「ホームに着いた」のメール。また負けたっ!(笑)まあ、余裕を持つに越したことはありません。

東京芸術劇場は、以前は1階から4階の高さまで一直線の長いエスカレーターに乗りホールのロビーに到着、という形でしたが、改装され、1階から2階、2階から4階、とエスカレーターが分割されました。これでいくらか危険度が減ったかな。

私たちの座席は二階の最前列、良い席でした。ホールはほぼ満席。高齢の方が目立ちました。

前半はモーツァルトのアイネ クライネ ナハト ムジーク。16分演奏、そして15分の休憩。

後半はマーラーの交響曲「夜の歌」 77分間。
マンドリンとギターの登場は5楽章のうち4楽章のみですが、始めからオケのど真ん中に二人着席し、ひたすら待ちのポーズ(笑)30分以上待ってやっと出番。

思いのほか、マンドリンもギターもよく響いていました。また予想よりマンドリンの出番が多い印象で、あとから聞いたのですが、以前と違う版を使っているため、ピッキングのみだったところがトレモロになったりしているそうです。それで存在感があったのですね。

見ているこちらのほうが緊張しましたが、ギターもよくアンサンブルに溶け込みなおかつ存在感もあり、しっかりおつとめを果たせたようです。


また、昨夜はN響の演奏会の模様がEテレで放映されたのを鑑賞。こちらはマーラーの交響曲第三番。夜の歌を超え、演奏時間は二時間近く。全6楽章。指揮はシャルル・デュトワ。

アルトのソロとコーラスが入るのですが、出番は5楽章のみ。ソリストは3楽章が終わったところでステージに現われましたが、コーラス隊は始めから座って待機。小学生もいましたが、さすがオーディションを通った面々。立派でした。


昨日はマーラー作品を二つも聴くという長い一日となりました。その余韻が今日もまだ続いている感じです。