【今回の記事要点】
ご主人との対話において、
小さなことが大きな差を生むこともあります。
【本文】
私達は幼児に話しかけるときと、
大人に話しかけるときとでは、たいてい言葉遣いが異なるものです。
例えば、幼児に対しては、
「ねんねしようか?(寝ようか?)」
などと言うときもあるが、
大人に対しては、
「そろそろ寝よう」
と、話しかけるようなものです。
なぜ、幼児に対して大人に話しかけるのと同等の
適切な文法と用語を使って話しかけないのか?
これは、相手と同じ文法、話しのペース、姿勢、目線、声の大きさなど、
つまり相手にピントを合わせることによって、
相手から好感、親しみ、そういったものを引き出す効果がある、
ということがわかっているからです。
これをペーシングと呼んだり、調節理論と呼んだりします。
ご主人との緊迫した対話を行なうときも、
この調節理論を使うことは有効です。
そうする事によって、
「お互いの意見の違いはそれ程大きくない」
ということを感じてもらいやすくなる効果があるからです。
ぜひ、話をするときには調節理論を踏まえて
対話していきましょう。
【次回予告】
明日の水曜日です。
楽しみにお待ちください。