夫婦関係を蝕む1つの病気とは? | 夫婦関係を修復するためのブログ

夫婦関係を修復するためのブログ

夫婦関係の修復。夫婦関係が悪くて悩んでいる方のための情報提供ブログ。



【今回の記事要点】

夫婦間の問題をより悪化させ、対立を招いている、
ある1つの病気についてお話します。



【本文】

夫婦関係を蝕む(むしばむ)
最も強烈な病気の1つは、"疑い" だと考えています。



イギリスには

「疑えば、愛は去る」

という言葉があると聞いています。



疑いは疑いを誘い、

最初は1つの小さな疑いが、
やがて大きくなり、その人の本当の姿が見えなくなります。



"疑い" は自分の目をくもらせ、

自分の心の中でその人を裁き始め、
ご主人に対する自分の態度や発言も変わってきます。



自分のとる態度は、

どこか不自然になり、時に嫌味を言い、
場合によっては、些細な事で喧嘩に発展するようになります。



私達は常に意識をはっきり保っておかなければ、
"疑い" という病気にかかってしまいます。



疑い病にかからないために、
大切な事は次の2つです。


1、自分の見方が正しいとは限らないことを常に意識する

2、一部の知りえた情報で勝手に自分で全てを即決せず、
  まずは事情を聞く、事実を確認する行動をとる




人はいつも自分のモノの見方は常に正しいと
考えてしまいます。


私が見ている現実こそが事実だと
そう考えてしまいます。


しかし、自分のモノの見方は、
たいていいつも事実とは異なります。


「自分の見えていないことがあるのではないか?」
「自分の知りえていないことがあるのではないか?」

と、常に自覚する事が必要です。



そして、それでも疑いの芽が
自分の心の中で育ちそうならば、

場合によっては、
あなたは次の2の行動に移らなければいけません。



ご主人のことを心の中で勝手に裁き始める前に、
まずは事情を聞いてみましょう。


事情を聞く前に "勝手に" 相手を悪党に仕立て上げ、

「どこかに証拠はないか?」
「責める材料はないか?」

と、そういう疑いの目で相手の話を聞き始めるのではなく、

「この人がこんなことをしでかすには
 きっとそれなりの事情があるのだろう」

と、思って聞くことが大切です。



この疑いの病気にかからないよう注意すれば、
無駄な夫婦間の争いの多くは避けられます。



また、ご主人から事情を聞いて
それでも、「疑い」が「本当の問題」とわかった場合でも、

解決できる可能性はずっと高くなります。



以上、夫婦問題相談室の後藤でした。


【次回予告】

次回は、明日の木曜日の
午前11時頃を予定しています。