【今回の記事予告】
主体型と受動型の性格タイプの違いによる
対応方法の具体例です。
【本文】
人には、主体型と受動型が存在します。
主体型は、まず行動ありきです。
まずはやってみてどうか?ということを考えます。
一方、受動型はどちらかと言うと、
分析や頭での理解が先行します。
「まず、しっかり調べてからじゃないとな」
そのように決断に至るまでの時間は
比較的長くかかる傾向があります。
夫婦関係においても、
この2つのパターンの違いは大きなギャップを生みます。
例えば、別居から同居にもどろうか...
というとき、
主体型に対しては、まずは "経験" をさせることが
重視されます。
ですから、ご主人に同居という事に抵抗があったとしても、
「まず2週間一緒に過ごしてみて、
その後で、嫌だったらまた、別居に戻ればいいじゃない?」
という提案の仕方だと、比較的、同居に戻る可能性も
高くなってくるでしょう。
最初の時点でモチベーションが低くても、
一緒に過ごす経験を積んでいる内に高くなってくるからです。
しかし、受動型の場合、
事前のしっかりした同意が必要です。
決断を出すまでには、
より多くの情報が必要になりますし、
起こりうる様々な可能性についても
検討する必要があるかもしれません。
受動型にとっては、
"考慮する" "理解する" そして "待って様子をみる"
がとても大切です。
ですから、受動型には事を急かすことは、
イライラさせることにも繋がります。
独特のマイペースさがあるのです。
以上、夫婦問題相談室の後藤でした。
【次回予告】
次回は、来週月曜日の午前中の更新予定です。
楽しみにお待ちください。