夫婦関係がうまくいくかどうか...
その決定的な違いは、「考え方」です。
「考え方」こそが、夫婦関係を決定付ける上で最重要な要素になります。
「考え方」くらいで、夫婦関係が決まる分けない!
と軽くみてはいけません。
例えば、うちの相談室を卒業して、良好な夫婦関係を作るようになった人は皆、
一言で言って、どんな変化があったのか...
というと、『基本的に行動や発言が前向きになった』 ということです。
一つだけ何か夫婦関係が良好になる重要なポイントをあげてほしい、
といわれれば、間違いなくこのポイントだと断言できます。
一方、なかなかうまくいかないケースというのは、
言動が後ろ向きで、それに気づかない...
という人。
もちろん、今、言動が後ろ向きでも、相談室とかで勉強して、
前向きに変わっていければ、全く問題がないのですが、
そのことに気づかない... というのは、やはり厳しいですよ。
ご主人だって、人間です。
だれも、いつも暗い雰囲気を漂わせている人とは
一緒にいたくはないですよね?
仕事で疲れて帰ってきても、雰囲気が暗い、
家庭も暗い... これでは悪循環になるばかりです。
もちろん、
「じゃあ、夫婦関係は明るくさえしておけば、全てOKなんですか?」
とあなたは言うかもしれませんが、
もちろん、問題がそんなに簡単ではない事は、私も認めます。
しかし、考え方がずっ~と暗かったら、そもそも関係修復のスタート地点にも
立てませんよ、ということです。
「言うのは、簡単ですが、実際、日々辛い事ばかりで暗くもなってしまいますよ!」
とあなたは考えていると思います。
そういう人は、逆に開き直ればいいわけです。
もう、考えが暗くてもいいですから、
行動から、それらしく変えていきましょう、ということです。
これは、きちんと心理学的にも正しい考え方なんですよ。
握力形の計測前に
「あなたたちは、力が弱い」 というメッセージを言われながら測定する場合と
「あなたたちは強い」というメッセージを言われながら測定する場合とでは、
1.5倍近くの差が出来るといわれています。
●考え方が暗くても 「今日も、感謝して生きていこう」
とか
●嫌なことを考えてしまうときは、 大自然の中を散歩してみる
というように、五感を使って、何か体を動かしてみてください。
暗くなってしまうときは、いつも、それを心がけるようにするわけです。
どこかで、自分で、負のスパイラルを断ち切る決断をつけないといけませんよ、
ということです。