歌たちが残したメッセージ 2 | カズブー の ホクホクミュージック

歌たちが残したメッセージ 2

午後のひととき、いかがお過ごしですか?

では続きです。

私は、あくまで私はですが、
音楽は、字のとおり、音を楽しむと書きますよね。


だから、僕が作る歌、歌っている、歌っていく歌はもちろんのこと、
あまりピンポイントに歌詞をおくよりは、

ラブソングにしても、哲学的な歌を作ったとしても、

例えれば、ナツメロで星影のワルツという歌がありますが、

あの歌詞のように、
いつ、誰とどこで、どんなふうにお別れしなければいけなかったかとか、


上を向いて歩こうのように、
どんな悲しみがあって、どこでどんな背景にーとかは、
具体的にはあの歌詞には書かれていませんよね。

私の歌もきっと、今後も、
どこかしらちょっと抽象的で、
あとは、かなでるメロディやアレンジ、歌い方や情感表現にて、


歌を聞いていただく皆様お一人お一人の、
人生ストーリーや生き方、生き様にあてはめていただき、

それぞれの人生や生きていく上での第一歩に、

私の、そして、

私が作製、手がけさせていただいた音楽達があればと願ってやみません。


ただ、今この日本の状況を、
まるで見据えたかのように、
これら2曲が、強烈なメッセージを発しているように思えます。

まだ若すぎた当時の私は、
あまり歌の意味もよく聞かないで、
音楽のコードや編曲、歌い方や音質ばかりを追求していたあの頃!
技術こそが情感表現をもうわまわると、

信じて疑わなかったあの頃の私は、

世間に対して批判的な歌だなと解釈していた私ですが、



あれから20年以上も時を経て、
あらためてこの歌を聞いて私が感じたことは、

ひょっとしたら、これらの歌は、

人生に対しての多大なる応援歌でもあり、
未来への熱いメッセージを込めた激励の歌とも受け取れるのかもしれませんね。

ただ、上記にも書きましたとうり、
所詮は仏教でいうところの、
凡夫とも言われるわれわれ人間。


それらの表現方法や伝え方には、
それぞれいろんな形や形式で伝えられるという点においても、


メッセージ力がいろんな意味においても大変大きい、
強烈な2曲の歌も、

あくまでその表現方法のひとつ!
こういう解釈でメッセージを伝えるひとつの手段だとも言えると、
私はですが思っています。



私は、この歌達を聞いてあらためて、


今はだけど、
現地で被災されていらっしゃる皆様、
お亡くなりになられた皆様を思うと、

そして、私の友人知人が、
余震の恐怖に耐えながら毎日を過ごしている日々を思う時、

決して人ごととは思えず、
胸が痛くなる思いでいっぱいです。


かつては私も阪神大震災の後、
余震の恐怖に眠れぬ日々を過ごしましたが、

幸い、寄宿舎生活でしたから、
同級生もたくさんいたので、
心強かった反面、


その年の春に大阪に就職して、
一人暮らしをはじめた時は、

恐怖で数ヶ月は恐い夢を見たり、
電気を消せなかったりした事を、
つい昨日の事のように思い出します。



でも、だからといって、
今私がここで、こうやって電力を使って文章を打ち、
いつもと変わらないようにご飯をいただき、

また、今日は編曲の仕上げや、ライブに向けての準備、音源作りが、
山のように残っているのを、こなしていく現状に変りはないのです。


だからこそ、たかが私のできることなど、
微力の微力にしかすぎないけど、

私が自然に無理なくできる形で、
何かをできたらって思っています。


だから、来週はおもいっきり歌って、
でも、ライブ内容はあくまで通常どうりです。

私も皆様も、
ほっこり楽しんでいただいて、
そして募金もできる、

今はその形で、私なりにいろいろやっていけたらって思っています。



今日も最後までご購読いただき、
ありがとうございました。



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