せおてんの母は、毎日のように「お金がない」と せおてんに言っていました。

確かに 父はサラリーマンで、安給料でしょうが

みんな そんなものだと思います


言いやすい自分の子供のせおてんに 愚痴ってただけでしょう…


こちらとしては

私に言うな!言ってもお金は入ってこないでしょ!(いうと 怒られるので思ってるだけ)


そして 次に 母が言う言葉

「自分一人が ケチケチして やりくりしてるから生活できるのよ」


せおてんは…

じゃあ 働きに行けば?いいじゃないの(いうと 怒られるので思ってるだけ)


そして 母は…

どうせ あんたには 私の苦労はわからないって

言われるので、口には出しません…



学校から帰ってくると

ご近所さんとお茶してる母をみて

これで そんなことをよく言えるよな~って 冷静な目で見てました。


お金を稼ぐって事


それに… せおてんは いろんなことを考える子供だったようです。


小学生1年生ごろ

何かを買いたくて お金がほしかった

母に言っても我慢しなさいって言われるのが わかっていました


でも どうしても ほしい!


それでは どうしたか?


自分の持っていた新品のハンカチ

買ってもらった本の景品

自分の大事にしていたモノなどを

売って お金にしようと思ったのですね


それと

住んでいた 社宅の庭に たくさんの自生してるコスモス

根っこごと 差し上げます って

プレゼントまで つけた


学校からリヤカー貸してもらって

そのリヤカーにコスモスを土ごと載せて


そのコスモスは

社宅の庭が とり壊されるため なくなってしまう運命で

コスモスがかわいそうだなあって

誰か ほしい人が いないかと考えていて

ちょうど 重なって 自分の営業に生かしたわけ


でも すんなりと 終わるわけない

営業に行ったお友達のお母さんから せおてんの母に連絡がいってた

帰宅すると せおてんを 前にすわらせて

「あんたは何をやってるの?何を考えてるの?」


「買いたい物が あるから 自分のものを売って お金にしようと思っただけ」


お母さんには まったく 考えられない!!

もうこんなこと二度としないで みっともない!」


自分としたら

お茶のみしたって お金にはならないでしょ?

働かないと お金は入ってこないでしょ?

なんでこんな簡単なことがわからないんだろう?


母の言うことの方が せおてんには わからなかった…


お金を残していくには 2つだけだ


今 あるお金を使わない


稼ぐお金を増やしていく


あとはその両方



でも 本当は…

お金は ただ残すものではなくて

自分の中に残るように 使うものです。


感謝

せおてん

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