自分の感情に耐えることが出来なくなったせおてんは

また この人生から逃げたくなってしまいました…


その夜は心静かに感じました。

なぜ こんな時が一番 自分の心が落ち着いているように感じるんだろう…

綺麗な姿で乱れることなくいきたいな…

穏やかに 静かに


白い肌着を着て

白い長じゅばん

両足を縛りました。

これで…

やっと終わる…



声が聞こえ…

「せおてん せおてん」 

付き合っていた男性 

救急車を呼んだ…


また 声が…

「せおてんさん せおてんさん 胃の洗浄が終わりましたからね」

「移動しますよ 」看護婦さんの声


「はい 自分で…」と言ったつもり…だったが身体はまったく動かない…


「身体は動きませんよ、 病室行きますからね」

されるがまま ベッドに…

せおてんは病室の天井を見てた

どのくらい時間がたったのか…


病室のドアが開いて

母と叔父夫婦が入ってきた

「お前は 何やってるの!」

怖い顔の母親を 叔父が遮った

「ちょっと 疲れちゃったんだよな~ 

 少し実家でゆっくりしたら なあ~そうしなよ」


「うん…」


そして せおてんは実家に戻ることになりました。 


でも そんな簡単に 親との中がうまくいくわけはなく…


実家に 自分の場所もあるわけもなく…


そして また


どうしても別れられない男のところに行くことになります。


自分が嫌になる~


あ~きついのですが頑張ります。


感謝

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