親の気持ちがわからなくて

自分がいなくなることしか考えられなくなり


ところが 

l  いなくなれなかった のです…


でも…これ以上は 親と一緒にいることはできない


せおてんは家を出ると決心しました。


後先のことは何も考えられません

(この年齢が考える程度の事は考えていたけど)

今から思うと 若さの無謀だけ


絶対に家を出ると決心し

「家を出たい。決心はかわらない」母親に伝えました


母親も必死に

そんなお金はどこにもない

家事も出来ないのに生活出来るわけない

私立の高校の学費だけで 精いっぱい

生活費は出せない


何を言われても 

どんな生活だって ここよりはマシだとしか思えませんでした。


幼いころから がんじがらめに縛られてるような思いも もういや

手足をもがれているような苦しい思いも もういや

お布団の中で 声を殺して泣くのも もういや

これ以上恥ずかしい思いをするのも もういや

何回も期待して 何回も裏切られるのも 

もう もう繰り返したくない


もう あんたの言う通りにはならない

あんたたちは絶対に信用しない!


家を出る事以外考えられなかった。


ついに 母親が折れた

「わかった。でも絶対に高校だけは卒業するって約束して」



それを約束したせおてんは

高校1年生の終わりごろ ひとり暮らしを始めました。


感謝

せおてん

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