何年も前のことを思うと
発表会に向けて
心配で心配で
放っておけず補講補講
ということが格段に減りました。
日頃のレッスンで行っている
ソルフェージュの積み重ねが
大きいように思います。
発表会がいい思い出になって欲しいと
本番迫る待てる
ギリギリのタイミングで
お家での声かけの応援を
お願いした
小学生チームの子達もいましたが
お母さん先生の声かけの元
3日くらいで本領を発揮してきて
みんなお母さん大好きだなあ
母は偉大なりと感謝感謝。
とはいえ…
今回、中学生の子達を
実はとても心配していたのです。
私の中では
最終的には
楽譜有りで弾いていいよ
と言おうという
心の準備がありました。
これまで何度も参加している舞台。
分かっているんです。
自覚しているんですよね。
みんな
「楽譜なしで!」
と帳尻を合わせて暗譜してきていました。
発表会前、最終週のレッスンは
なんか本当心震えました。
子供の底力ってすごい
若いって素晴らしい
中学生は10人が参加してくれました。
学校生活、部活、塾…
秋はイベント尽くしで
本当に忙しそうで。
十分頑張っているから
頑張れと言うのも心痛く。
発表会間際に
楽譜をもらって一週間後
合唱の伴奏オーディションという子もいて
2、3日後には自力で弾けていて
当日譜めくりしなくていいように
1ページ目は暗譜で弾いたと…
びっくり。
他中もう少し先の合唱祭の伴奏に
挑戦している受験生も
出番前の舞台袖で待機中に
「伴奏、大分いい感じになってきた!」
と話してくれて
発表会に参加してくれることも
本当に嬉しく感じました。
去年同様
発表会前最後のレッスン日に
「楽しみ〜✨」
と帰って行った子
本番前にも緊張しつつ
「楽しみ〜✨」
と言っていて
こんな風にピアノと付き合ってくれて
本当に嬉しいなあと
思って聞いていました。
「ステージに出る前に背中叩いて!」
と言ってきて
背中を叩いて送り出しました
みんな本当に立派でした
「大きくみてみたら
今の時間って一瞬だから
ここで失敗しても
次頑張ればいいって思うんだけど
この瞬間って
ここしか見えてないから
失敗出来ないっていう
プレッシャーがあるじゃない?」
小林愛実さんの言葉です。
みんなプレッシャーと闘ったことでしょう。
もし、自分の演奏に
悔しい思いをしたとしても
次頑張ればいい。
また弾きたくなる…
ピアノの魅力を知ってしまった人は
中学生になっても
続けてくれているってことは
きっと好きだもんね。
仲間だ
