教室に通ってくれている
子供達には
色んな子がいます。

活発で元気そうで
ハキハキした子もいれば
最小限の声しか発しないような
頷きが意思表示の手段というくらいの
大人しい子もいます。

リーダー的な子もいれば
学校では大勢の中に紛れて
目立たないように
ひっそりと過ごしている子も
いるかもしれません。

ピアノを弾けることも
公言できずにいたり
遠慮して
伴奏に手をあげられない子もいます。

この子は緊張して
ステージ上で
どうにかなっちゃうんじゃないかと
心配してしまうくらい
気の小さそうな子もいます。

しっかりしていて
元気そうに見えていても
実はとっても頑張って
そうしている子もいるかもしれません。

発表会は
たった一人で
舞台に立ちます。

参加は本人やご家庭の
希望に添う形にしています。
だから、参加しない選択も
出来る訳です。

その中で
あの緊張を経験しながらも
参加する選択を
してくれているということは
きっと何かその中に
価値を見出してくれているのではないかと。


その子の中に実は
大胆な部分
ひょうきん
ユーモア
本当は人前に出るのは嫌いじゃない
というような埋もれている
一面があって

言葉を発するわけではなく
ピアノの演奏で
自己表現できる。

一年に一度
自分一人だけが照らされた
主役の舞台に立つこと
怖いけど
ちょっと楽しみに
していてくれるのかもしれません。

きっと音楽を、ピアノを、
好きでいてくれるのだと思います。
心の友として 
永くピアノを弾き続けて欲しいですピンク薔薇