休日の昨日は

半日温泉に浸かっていました…

といいたいところですが

田んぼに浸かっておりましたカエル


街に住む方々には

想像も出来ないほどの

卒倒するほど

うじゃうじゃの♪オタマジャクシ達

怖すぎる…

ゴム長とゴム手袋という

強い味方に助けられ

足足足足足足

作業していました。


作業しながら

気になる子供達のこと

発表会の曲のことなど

ずっとあれこれ考えていました。


「ピアノやめたい!ピアノ嫌い!」

「やりたくない。疲れたんやて。」


と直球で言う子に出会った時

どう対応すべきか…

まず、私にそう言えるってことは

良いことだと思うのです。

若い頃は、そんな子供の言葉に

一喜一憂していましたが

年を重ねましたので


「じゃあ、ママにそうやって言いな。

ここは学校じゃないから

絶対来なきゃいけないとこじゃないんだから

ホントに嫌ならママにそう言ってごらん。」


と、言ったりもします。

とかなんとか言いながら

毎週来てくれますし

同一人物が

「先生と一週間に一回しか会えんタラー

帰りたくないw」

とか言ったり

「発表会どの曲にしよっかなあ。」

と言ったりします。


まんざらでもないのか、、、

心の声を考え巡らせます。


学齢にあがるかどうかの頃

辞めたいと言っていると

ご相談いただいた子が

今では発表会に向けて

意欲的になってくれていたり


覇気のない目をしていた子が

今では元気に通っていてくれたり


言葉が荒く角があるなあと

感じていた子が

まあるく変化してきてくれたり


そんな事例もあるので

突き放したり

シャッターを下ろしたりは

しません。


やりたい曲がない子や

全く受け身の子は

どうしたら能動的になれるのかなあと。


先日、ある方とお話していたら

子供の頃

国語が本当に苦手というか

意味が分からなかったと。

何か問題文があって

その登場人物はどう思ったかを書く。

それはこの発問者が考えた

登場人物の気持ちであって

どう答えて欲しいかを選んでいた…

みたいなことをおっしゃっていたのです。

なるほど、一理ですよね。

めちゃくちゃ賢い子供ですよね。



ピアノに置き換えて

とても無機質に淡々と

音を並べているのを

なんとか音楽的に歌わせたいと

思うのですが

それってある意味

私の感じ方の押し付けで…

楽譜から作曲者の意図に近づけて

再現したいのですが

それも絶対一人一人違うわけで…


感じ方を教えることは出来ないし

そもそも何が教えられるんだろうと。

「産まれてから

一度も感動したことない!」

と言い切った子もいて

この子に私は感動ってことを

教えられるのかなあと

感じるってことを

どうやったら伝えられるのかなあと。

そういう子供の心根に

寄り添いたくなってしまいます。


数学的な音符の長さや

言葉の意味調べ的な記号のこと

それは確かに伝えられるけれど

それって独学でもできない訳ではなくて

一体ピアノを教えるって何?

習うってなに?

と答えの出ない自問自答が

頭の中で繰り返されています。


一人一人のことを考えていると

頭グルグルですもやもやもやもやもやもや


本当にみんな可愛いハート

良い子ばかりです。


今週も元気で穏やかにクローバー