今年のグレンツェン。
2人が挑戦してくれましたピンク音符

お盆休みを挟んでいたので
前日、最後の弾き込みに
来てもらいました。





あんなに素敵なホールで
たった1人で
一回きりの演奏に挑む。

二人とも立派でしたピンク薔薇

全てが終わり
階段を降りていくと
私を見つけて
手を振ってくれました。

二人ともいい顔をしていましたハート


コンクールを介して
音楽やピアノが嫌なもの
2度と嫌だと思わせるものに
ならなくて良かったと
安堵の気持ちが湧きましたクローバー


コンクール後
次のレッスンがありましたが
二人とも
精神的にも演奏にも
成長を感じることが出来て
嬉しかったですクローバー


次の本選に向けて
また一緒に学びたいと思いますピンク音符



講評の中で
曲のタイトルに合った
雰囲気を掴むことも
大切だけれど
フレーズやハーモニー
構成を理解して
演奏することの大切さを
お話されていました。


お話を聞きながら
先日の出来事を
思い出していました。


コーヒーコーヒーコーヒー


先日就活中の学生さんが
我が家に泊まりました。

一緒に食事に行ったのですが
その席で

「この仕事で
一番何が大切だと思う?」

と主人が投げかけていました。

◯◯

違うなぁ

◯◯

違うなぁ



そのやり取りは何度か続きました。

学生さんは
例えば『情熱』のように
精神論的な返答を
していたと思います。

それも大事だけど
もっと大事なものがある。


その回答を聞いて
意外、と、なるほど
が交錯しました。


熱血キラキラ情熱キラキラ人情キラキラ
そういったものに
極めて近いところにいる人だから。


話を聞きながら
じゃあ私に置き換えたら
なんだろう…
と考えていました。

私自身も心とか
子どもに対する愛情とか
精神論を重視しているところがあります。

でも忘れてはいけないのは
ピアノを弾けるようにする。
楽譜が読めるようにする。

そこは外しちゃいけないとこだ
と気付かされました。


コーヒーコーヒーコーヒー


ピアノを弾くことも
雰囲気だけではいけない。
やっぱり表現するには
大切なのは基礎基本。

子ども達の力を
信じて
見くびらず
諦めず
向き合っていこうグー
と改めて感じています。


両手奏。
一回弾くたび
1ツムツム〜2ツムツム〜
とお手玉を積み上げて
10回も弾く年中さんの集中力に
感慨深く
胸が熱くなりましたハート