合唱祭、音楽祭。
学校によりそのネーミングは違いますが、この秋三校の中学で、生徒さん達が伴奏の経験をしました。
ひとり。
中学に入った頃、
伴奏はソロじゃない、強く出過ぎているということを指摘されたそうです。
彼女がピアノに転向したのは大きくなってからでした。
読譜力はあります。
が、なかなかそのタッチに慣れるのは大変だったと思います。
月日が経ち今年、彼女と同級生の子が
「◯◯さん、ピアノめっちゃ上手いやろ?
ここで習ってるの?」
と話してくれたことがありました。
我がことのように嬉しくて心の中でガッツポーズ
をしました


ひとり。
伴奏オーディションに通りましたが、本番当日少し止まってしまい、泣いて帰り部屋にこもっていたそう。
ピアノを辞めると言うかとお母様は内心思われたそうですが、立ち上がり、次のオーディションに向けて練習を始めました

ひとり。
合唱の練習の際、緊張と歌と合わせることにまだ慣れておらず、
「ヘタクソ」
と言われ、泣いて帰って来たことがあったそうです。
それでも本番はしっかり舞台に立ちました。その為に見えないところでどれだけピアノに向かったことでしょう

ひとり。
残念ながら伴奏オーディションは通りませんでした。
でも、それを機に日々の練習の積み重ねや、生のピアノでの練習がいかに重要かと気づき、毎日ピアノで練習する努力をしています

高学年でピアノを始めた子達も、それぞれに楽しみながら頑張っています。
遅すぎることなんてない。
行動を起こすこと
前に進もうとすることは
やらずに諦めるよりも
ずっとずっとカッコいい

私が学びを続けていることも、沢山の挫折を味わい、一歩ずつでも更に前に進みたいと思うから。
やろうと思った時が始めどき。
逞しく一緒に進もう
