木、金と年間カレンダーに基づきレッスンはお休みになっています。

今日はピアノ弾きの仕事をして来ました。
一日を過ごしながら色々想う日となりました。

むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符

先日勉強会で先生がお話になったことがずっと心に何度も湧き出てなりません。


各地区の合唱団の発表をお聴きになる機会があり色々考えさせられたと。

家から外に出て声を出し、みんなで歌を歌って生き生きと楽しむことはとてもいい。
音楽っていいなと音楽の持つ素晴らしさを
改めて感じたと。

そこで…

団によって目指すところは違い
『上手くなりたい』
という方達の集まるグループの演奏を聴き、
(確かに上手い…でもココに来るものがなかったのよね~)
と心を指されました。

『上手くなりたい』そこを目指すのはいいことだけれども、やっぱり音楽は『楽しいな』と楽しむ気持ちが先でその上でないと、順序が違う気がしてすごく考えさせられたと。

ブルー音符むらさき音符ブルー音符

話は変わり以前にも書いた記憶がありますが、義母を送り出す時、生前義母が口にしていた願いを叶え、葬儀でブルー音符千の風になってブルー音符を会葬してくださった皆さんと共に歌いました。

それまで、私の中ではそれはいい曲だけれども流行りの一曲でしかありませんでした。

でも、その日のその歌は歌詞が心に響き泣けて泣けて仕方ありませんでした。


私の実家は本願寺派で、朝晩祖母や母がお仏壇の前でお経を唱えていました。知らないうちに自分も覚え、でもそれはなんだか訳も分からぬ呪文のような毎日聞いている無機質なものでしかありませんでした。
高校生の時、父を亡くし、その葬儀での読経はなんとも悲しいメロディーで(お経ってこんな悲しいものだったんだ)とぼんやり思ったのを覚えています。


懐かしい曲がテレビやラジオから流れるとそれを聴いていた頃のことが蘇り懐かしくキュンとすることもあります。


それら全てには人の心があるからなんでしょうね。
同じ歌、同じ曲でもその時の置かれた状況やその人の関わりの深さによっても、胸に響く度合いがきっと違うんでしょうね。


こんな日は純粋に体いっぱい音楽を楽しむ幼子の写真や映像が胸を打ちます。


子ども達に自分を見失わないようにと大切なことを教えられたあの日のことを思い出します。

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