保育園から始まり、小中高の学校や、塾、お習字、算盤、ピアノなどの稽古事。
人生の中で様々な「先生」と呼ばれる方に出逢います。
そんな多くの「先生」の中で、
とても新鮮で素敵な女性だな✨
と、私の中でとても印象に残る先生がいらっしゃいます。
子どもの小学校の担任の先生でした。
授業参観に行った時のこと、具体的には忘れてしまいましたが、低学年の生徒を相手に授業の中で、ご自身のことを
「私は… 」
とおっしゃるのです。
私はこう思います。
私はこうでした。
というような類だと思ったのですが、自然に口にされるので、きっと普段からそうしていらっしゃるのだと思います。
「先生は… 」
というのが当たり前、普通だという自分の固定観念をいい意味で覆されました。
低学年の子どものワチャワチャした状態から聞く姿勢に集中させる言葉かけとテクニックも素晴らしかったです。
それでいて
「私もよく忘れるので…」
と人間ぽい親しみ易さもあり、本当に素敵な先生でした✨
対、子どもの生徒さんには、私も例外でなく自身のことを
「先生ね… 」
と言っていますが、先生という名と共に背負っているものもきちんと受け止めながら、「先生」と呼ばれることにいつまでたっても慣れていない自分も大切にしたいです。