こんにちは、おつねですニコ



今回は少しだけ医学的、生物学的な話です。



たまに、


自分の目で見たものしか信じない!


なんて人がいます。



果たして、人間の視覚がそれほど完璧なものなのでしょうか?



例えば、


色覚ひとつとってみても、


人と他の動物の見え方はだいぶ違います。





人は色を感じる


錐体細胞

(すいたいさいぼう)



という視細胞を3種類持っています。




赤を感じる細胞


緑を感じる細胞


青を感じる細胞




人はこの3種類の細胞それぞれに対応した色を感じて、


その組み合わせで色覚を形成していますニコニコ




その中の赤を感じる細胞に異常があると、


赤の色覚異常となります。



人では赤と緑の色覚異常の頻度は高いですが、


青の色覚異常はほとんどありません。





画像は、


「色のシミュレータ」


というツールを使って作成したものですが、



同じ「リンゴ」を見ても、


こんなに感じ方が違うんです。




もちろん、色覚も個性のひとつなので、


どの色が認識できないからといって、


悪いという意図はありませんウインク




例えばは、


錐体細胞が緑と青の2種類しかありません。



赤に対する感覚が弱いと言われています。



つまり、


人で言う赤色異常と同じように見えている


ということです。




なんかは4種類の錐体細胞を持っているものがいます。



赤、緑、青に加えて、


紫外線の色を認識できる細胞


がありますびっくり



紫外線色が入ることでリンゴの見え方も全く違うものになります。



人には感知できない紫外線を、


色として認識できるなんてすごくないですか?



紫外線の色なんて、人間には全く想像できないですよねガーン




まれに紫外線も見える人はいるみたいですけどね。



今回は、


感覚の中の


視覚の中の


色覚のみに


絞った話でしたが、


それだけですらこんなに違うんです!




もちろん他の感覚についても同じことが言えると思います。



あなたの感覚が、物事の全てを表しているわけではないのです。


本当に全てを捉えられていますか?



この認識はとても大切ですニコニコ



見たもの、感じたものをそのまま信じるのではなく、


何か他にも隠されているのではないかと、


疑ってみる、


探っていくのが、


楽しいのではないでしょうか?