金子みすゞ詩 「蜂と神さま」



蜂はお花のなかに、

お花はお庭のなかに、

お庭は土塀のなかに、

土塀は町のなかに、

町は日本のなかに、

日本は世界のなかに、

世界は神さまのなかに。


そうして、そうして、神さまは、

小ちゃな蜂のなかに。



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小学生のころから私は


「自分の中の一つ一つの細胞が宇宙の星で

それを包む私が。宇宙そのもので

その宇宙は細胞としてまた私の中にある。」のだと思っていました。


大きくなってからもその思いは消えず

どちらかというと確信はより深まり。

だって、そうでなければこの永遠はありえない、とか

この世の物事が成り立たないのだと。

考えるようになりました。

結論はいつだって「無い」ものだと決めていました。


でも、そんなことはなかなかいうことも書くこともなかったのですね。


51年生きてきて、

今日初めてであった金子みすずさんの詩。


そう・・・・神様は蜂の中に。(^-^)