今回は初見でひとめぼれしてしまったステキ役者さんのことを。
「伊藤佳織」さん。
自分が舞台を観に行って、役者さん個人のことが気になるパターンとしては、
初見:なんか印象に残った人がいたなー、次も観に行ってみよう。
2回目:この人はこういう役もできるんだー、次も観に行ってみよう。
3回目:うん、この人好きだわ。
とだんだんにはまっていく感じなのだけど、伊藤佳織さんの場合は、舞台「Come up with!」中で演じた「かいな」役を観て、いきなり「あー、この人好きだわ」になったのでした。
ヒーローにあこがれるまっすぐで元気があふれだしている女の子の役で、本当にはまっていた。
明るくて活動的でまっすぐな役が本当に似合う。
ヒロインのポジションの舞台でも、体を張ったりいじられたり、コメディ的なおもしろいシーンもたくさん作り出してくる。
また、それとは対極的に、心に闇を持った役のとき、気持ちが落ちてしまうようなシーンのときには、哀しさや寂しさを浮かべた表情や声でぞくっとさせてきたりもする。
セリフをかんだ場面を見たことがないし、特に役者さんとしてのすごさを感じたのは、ある舞台でセリフに詰まってしまった他の役者さんをアドリブでフォローして、違和感のない展開を作り出したとき。
あれはすごかった。
複数人(たしか4人くらい)で会話をするシーンで、一人の役者がセリフに詰まってしまったのだが、ものを食べながら話をしていた伊藤さんが、セリフの詰まった役者さんに自分の持ってる食べものを食べさせようとしたのだ。
セリフに詰まってあわよくば展開が止まってしまいそうなシーンだったのが、奔放な伊藤さんのふるまいが真面目にセリフを話す人を遮って笑いが起こる、微笑ましいコメディのシーンへと変わったのだ。
同じ舞台を次に観たときは、伊藤さんがその役者さんにものを食べさせるシーンはなかったので、あれはアドリブだったんだな、と。
舞台が終わった後も、いつも明るくにこやかに挨拶してくれたり、話しかけたりしてくれるので、舞台のよさの余韻を残したまま、更にいい気分で劇場を後にできる。
本当に好感のもてる役者さんなのであります。
伊藤佳織さんのブログ
http://ameblo.jp/ponta-0507/
所属劇団 Reset Limit(リセットリミット)
http://resetlimit.com/
