根津から言問通りの坂をあがって弥生美術館へ向かう。今日からクリスマスイブまで「生誕百年記念 竹中英太郎と妖しの挿し絵展 ~エロティシズムとグロテスク・・・闇にきらめく妖美の世界~」が開催されるのだ。


  

「弥生美術館」脇には展覧会のポスターが貼りだされている。一目でこれは買わねばなるまいと思うのだった。


  

その前にまずは一服と、「カフェ港や」でアイスコーヒーを注文する。一息つき、いざ出発!あ、ちょっと、写真にはいってますよ。「港や」さんで割引券をもらって、七百円で入館。1F、2Fの展示室で英太郎の作品を満喫。「陰獣」、「盲地獄」、「魔人」、「鬼火」などを観てはため息。相棒は「地獄太夫」に齧り付きで欲しい欲しいを連発。どうやら地獄絵図が気に入ったらしい。「哀しみのマリア」、「熟れた果実」の大作は美しかったなあ。


  

売店前では取材らしく、なにやら撮影中。それにもめげず、売店にて画集「竹中英太郎」を購入。これは買わねばだめでしょう。ちなみに下段が以前古書目録で購入した「百怪、我ガ腸ニ入ル」。これもいいですよ。

  
さらに売店にて展覧会用ポスターと絵葉書を購入。この葉書は使えないねぇ。下段はタダでもらったチラシと、甲府にある湯村の杜 竹中英太郎記念館の「生誕百周年記念 竹中英太郎特別展」の葉書。やっぱりそそるなぁ。

すでにお腹一杯ではあるが、勢いついでに神保町へと向かうのであった。