人はどういった時に占いを頼ろうと思うのだろうか。
普段生活しているときに、占いなんてことは一切頭に思い浮かばないだろう。
現実のことをこなしていくのに精一杯であることがほとんどである。
それでも、ふとした瞬間に迷いが生じることがある。
漠然とした不安に駆られることもある。
それは誰しもそうなのである。
なぜなら脳の仕組みがそうなっているから。
放っておけば人間の脳なんて、不安やあれこれと考えてしまう癖がある。
それをインターネット徘徊するように、自分の不安も徘徊する。
そういったものをピタッと止まらせて、今あることに集中できる力というものが最近問われているように思う。
マインドフルネスにしても瞑想にしても、『今ここにある』という考えをベースにしている。
仏陀のお話だったり、瞑想の話だったり、そういった本を立て続けに読み込んでいた。
エックハルトトールの本も、今2回目の読み込みを行っている。
1回目の読み込みではなかなか理解できず、再度読み返している。
そういった本を何冊か読んでいくうちに共通していることを見つけた。
『今この瞬間がすべて』であるということ。
未来を思って不安になってみたり、過去を思い返して浸ってみたり、そういうのは必要のないことである。
彷徨っているだけである。
今この瞬間、今何をしているか、ということが大事なのである。
今自分がやっていることに対して意識を集中させる。
例えば、「箸を今から取る、口に持っていく、箸をまた机の上に置く」といった一つ一つの動作に対して確認作業をする。
言葉に出さなくてもいいので、自分の心の中で思うだけで良い。
今はスマホもあるし情報を得ようと思ったらいくらでもたくさん得ることができる。
刺激過多なのである。
ながら作業になったりマルチタスクになったりすることが当たり前の中で、シングルタスクを意識することがまずは充実した自分を作り上げる一歩なのかもしれない。
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