ASCとDSCとをつなぐ線によって上と下にホロスコープのチャートを区切ることができます。
上半分に星が多いと外向的で、下半分に星が多いと内向的な傾向があるという話を以前しました。
このような表現をしない占い師もいると思います。
例えば下半分に集まっていると自分で満足する。
上半分に集まっていると社会に打ち出す。
言葉一つで与える印象は変わりますが根源的な部分では同じです。
内向的、つまりは他者を介さないので自分で満足できたりします。
その反面、社会に打ち出すということはどうしても他者との関わりがあるので、外向的ということもいえます。
そこにあるのはどちらが良い悪いということではなく、そういう性質があるというだけです。
内向的というと、実生活ではネガティブな面で使われることが多いと思います。
引きこもっていたり、他者とのコミニケーションが苦手だったり。
今の社会の風潮が、外向的な人間を推奨するような傾向があるからです。
ホロスコープに使われる意味合いでは、内に向く=自分で満足できるというように捉えてもらうと心が軽くなるのではないかと思います。
下半分に多いからといって内向的で内気だとか考えなくてもいいです。
まして落ち込む必要はありません。
上半分に多い場合は、社会に打ち出していく力が働くので、その通りに行動してみるのも良いでしょう。
見方一つでどのようにも解釈できますので、なるべく建設的に捉えていくことが大事なところかなと思います。