オーダー作品のお直しがてら

ご依頼主さんたちとアート談義したあとは






クリエイター仲間がシェアしていた個展に
ふらり〜と立ち寄ってみる。

『下村雄介 切り絵展 - commn - 』
2021.03.15.(月) - 03.27(土) @gekilin

これだけの切り絵作品に囲まれるのは初体験。

額装された作品も素敵だったが
やはり空氣を纏ってゆらいでいる作品たちに
息吹を感じる。

それはきっと
影の美しさが表情を豊かにしているからだろう。

今回のメイン作品の中でも
『一羽目の鳩』は
他の鳩たちとは異なる表情をしている。

『飛び出した本体』と
『本体が飛び出したあとの残像』が
陰陽エネルギーを表現しているようにも感じる。

まずは会場の真ん中に佇み
静かに作品たちのエネルギーを感じ取ってから
<切り絵作家/下村雄介さん>のお話を聴くのが
オススメです。



『あのベルトコンベアがよみがえる!
 イケ・ミチコ流 再生のための破壊術』

2021 3/15▷27 @天野画廊

このタイミングで繋がったイケ・ミチコさんは、
素敵な遊び心があふれているとてもキュートな方。

さまざま種類のGペンを使って細かく描かれた作品
絵から飛び出してきた立体作品
会場中央に鎮座する「神経再生マシーン希望号2012」

どの作品からも
ワクワク〜するエネルギーが飛び出していて
とても楽しい仕掛けのある空間となっている。

ミチコさんからお聴きしたお話で
特に印象的だったのは…
「未来人間ホワイトマン」が誕生した瞬間のコト。

瞳をキラキラさせながら語られる
ミチコさんの想いに共振共鳴しながら
ユーモラスでキュートな魅力がたまらない
「未来人間ホワイトマン」を堪能させていただいた。

11月には京都の古民家で個展を開催されるそう。
真逆の空間で作品たちが
どんな表情を魅せてくれるのか?
楽しみにしている私です。

【ベルトコンベア体験!】


ベルトコンベアからワイングラスを落下させて
木っ端微塵にしたかったのですが…ほぼ無傷でした ^^; 
何故だ?



最後にご紹介するのは
将来が楽しみな若いアーティストさん。

小嶋碧 第8回個展「ツキ」
2021年3月27日まで @ギャラリー白

小嶋碧さんの「作品のタイトル」は独特だと感じた。

在廊中のお母さまのお話によると
小説を書かれる碧さんにとって
作品は挿絵のイメージなんだそう。

なるほど
だからこのタイトルなんだな。。。

都合により今回は小説の展示は無かった。

綴られた文章と一緒に鑑賞すれば
より世界が拡がるのだろう…と、
そんな風に感じた作品たちだった。



影絵、立体、挿絵作品…と
一度に凝縮して味わせてもらった。

初めて訪れた一棟まるごとアート三昧出来る空間。

五感をフル活動させ創造意欲を掻き立てるには
もってこいのチューニングタイムとなった!