ムギュッです。

今回は人はどうやって物の価値を認識するか、というお話です。

 

 

 

1.はじめに

前回までの記事で2回連続で「新しい価値」に関する内容を取り上げました。根底にそういうテーマがあった事におまいらは気がついていたでしょうか?

 

今回はその流れを受けて人はいかにして物の価値を認識するか、というお話をしたいと思います。

 

2.お寿司は本当においしいか

ここで1つの思考実験をしてみます。思考実験というのは頭の中だけで実験を行うことです。

 

まず、おまいらはお寿司が大好きだと思います(知らないけど) でも仮にお寿司以外の全ての食べ物がお寿司よりも美味しかったらどうでしょう?

 

その世界ではおまいらはお寿司を美味しいとは考えません。お寿司以外の食べ物はみんなお寿司より美味しいということはお寿司は一番美味しくない食べ物ということなので当たり前です。

 

この思考実験のポイントはお寿司の味は何も変えていない事です。お寿司はあくまでおまいらが大好きなお寿司です。お寿司は同じでもお寿司以外の食べ物の価値を変えるとお寿司の価値も変わってしまう、というお話です。

 

 

 

3.古い物と新しい物

話を現実の例に切り替えます。

 

僕が小さい頃、家にカラーテレビが導入されて随分と感動しました。それまで見ていた白黒テレビと比較にならない綺麗で大きな画面でした。

 

↑こんな感じのブラウン管テレビ

 

でも、あのテレビは今の僕にとっては単なる粗大ゴミです。お寿司の例と同じでカラーテレビの性能は昔も今も関係ないのだけど、今はネットのお陰でテレビがなくても困らないし、もっと高性能なテレビがあるので価値がなくなってしまったわけです。

 

4.日本の文化は素晴らしい?

ここでまた思考実験を一つ。

 

「日本文化は素晴らしい!」と主張する A さんは、実は他国の文化はちっとも知りません。一方 A さんと同じく「日本文化は素晴らしい!」と主張する B さんは多くの国を渡り歩き、それぞれの国の文化も熟知しています。この場合、日本文化の素晴らしさをより深く理解しているのはどっちだと思いますか?

 

この実験のポイントはそもそも他の国の文化を知らない人がなんで「日本文化は素晴らしい」という評価が出来たのか、という点ですね。

 

A さんと B さんの主張は同じなのだけど、評価の客観性が違います。世界には日本以外にも沢山の国があるので日本の評価をするなら他国の理解も必要になる、ということです。

 

 

5.最後に

大事なのは未知であるという理由だけで否定してはダメという事ですね。新しい物を知らない人は古い物の価値は評価出来ません。逆に古い物を知らない人が新しい価値を生み出すこともありません。

 

これからどんどん新しい物が現れて古い物は姿を消していくと思います。いろんな方向にアンテナを伸ばして偏見なく価値を評価出来たら世の中はどんどん楽しくなると思います。

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

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紹介動画(?)みたいなの貼っておきます。