ムギュッです。

今日はみんな大好きコンビニのお話です。

 

 

1.はじめに

最近、コンビニの24時間営業を見直そうという動きがあるようです。コンビニの今後について数学的(?)に考察したいと思います。

 

 

2.24時間営業の数理

まず日本中のコンビニが8時間営業だったと仮定します。日本の人口はよくわからないけど1億人と仮定しましょう。さて、1億人が1日にコンビニで買い物をする金額を1日1000円と仮定します。

 

これらの仮定の上でコンビニが一斉に24時間営業になった時に何が起こるか考えてみます。

 

まず、営業時間を3倍にしても、売上は3倍にはなりません。人間が1日に食べる量は決まっているので1日に1000円の買い物をしていた人はコンビニが24時間になってもやっぱり1000円しか買いません。

 

もちろん、コンビニが空いてない時間に24時間の牛丼屋で食べていた人がコンビニに来てくれるかもしれません。でもこれだとコンビニの売上は上がるけど牛丼屋の売上が下がってしまいます。

 

 

 

 

3.コンビニ乱立の問題点

24時間営業にすると売上は増えないけどお店は3倍のバイトを雇わないとダメです。つまり原価は増えてしまいます。これはコンビニの店舗を増やした場合も同じです。

 

コンビニの数が倍になっても日本の人口が倍になるわけではないので当然1店舗あたりの売上は半分になってしまいます。

 

もちろんコンビニがなかった地域に新しくコンビニが出来た場合は別で、遠くの大型スーパーで買物をしていた人が近所に出来たコンビニに買いに行くかもしれません。だから多少は売上も上がるのだけど、大型スーパーの売上はその分下がってしまいます。

 

コンビニを経営する本部はなんでもいいから売上が上がれば儲かるのでガンガン店舗を増やそうとします。でも各コンビニのオーナーさんはコンビニが増えるたびに売上が減ります。

 

結局、24時間営業とかコンビニの乱立とかは全体の生産性を下げてしまいます。

 

4.新しい価値を生まない仕事

以前の記事でも書いたけど、スーパーやコンビニのレジのお仕事などは基本的に誰でも出来るし、新しい価値を生みません。学生の社会勉強とか、老後の生活費確保とかが目的ならいいのだけど、これから新時代を切り開く若者のお仕事ではありません。

 

少しずつだけど、最近は無人営業のコンビニも現れ始めています。大型スーパーでもセルフレジの導入が進んでいます。社会の大きな流れとして、新しい価値を生まない仕事とか誰でも出来る仕事というのは少なくなってきています。

 

望ましいのはなるべく新しい価値を生む活動に人的リソースが集中する社会です。少ない労働時間できっちりお金が稼げて、そこから生まれた時間的余裕で創造的な活動が出来る社会を目指したいですね。

 

5.最後に

コンビニには社会インフラという側面もあり、24時間営業のコンビニが近くにあるだけで随分と便利です。でも例えばコンビニを出て30秒歩いたらまた別のコンビニがある、という状況は意味がありません。

 

日本の人口はどんどん減っているのでコンビニの売上もどんどん減っていきます。人口減少に対応した社会を目指したいものです。

 

 

おしまい

 

 

 

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