8-5、最高の自分を保つ | ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』

8-5、最高の自分を保つ

最高の自分を保つ

読者のみなさんは、テスト前に部屋を掃除したくなった経験はないだろうか。
もしくは、テスト前なのに、マンガを読みふけってしまったとか、
テレビ番組に夢中になるという経験はどうだろう。

この現象は、セルフ・ハンディキャッピングと呼ばれている。

セルフ・ハンディキャッピングを説明すると、自分のイメージを壊されそうなときに、最初から自分にはハンディがあったと主張する行為である。

私たちは常に自分を正当化、つまり自分の行いが間違っていないということを証明したい欲求を持っている。失敗したくないという思いである。

挑む対象のハードルが高いと感じた場合は、自分の中の不利な項目を見つけようとする。それが見つからない場合は、部屋掃除をして時間を無駄に使ったり、試験前日に酒を飲んだり、不利な条件を作り出してしまうのである。


言い訳の材料を用意することは、絶対に間違っているとは言えない。

就職活動で落ち続けたら誰でも悲しくなるし、やる気を失ってしまう。
心のバランスが重要なことはここで書かなくてもみなさんおわかりだと思うが、言い訳の一つや二つはあっていいと思う。


しかし、就職活動は自分の人生を決める活動である。
甘え始めるときりが無いし、言い訳を作り始めると、反省点を見失うことにつながる。

なぜ筆記で落ちたのか、なぜ面接が通らなかったのか。
これをシビアに考えるためには、セルフ・キャッピングが生じないように意識する必要があるのではないだろうか。

筆記が通らなかったけど部屋掃除で時間なかったよね、
面接で落ちたのは前の晩に飲みすぎて寝不足だったから。

こういう言い訳を許していると、面接で落ちた理由を永遠に仕舞い込んでしまい、結果として勝てる就職活動から遠ざかることになる。

常に意識して欲しい。
そして自分の能力を信じて欲しい。
あなたを必要としている企業は絶対にある。
そういう企業に本当の実力を見せ付けられないことは不幸だと思わないだろうか。

あなた以外に、あなたの能力を証明できる人はいないのである。

自分のすべてを見せ付ける状態に自分を置くこと。
これは重要であり、難しいことでもある。


筆者は、就職活動の期間、「したたか」に行動することを基本にしていた。

したたかという言葉は、あまり良いイメージがないかもしれない。
あいつはしたたかなヤツだよ。というような陰口で使われてしまう言葉でもある。

しかし漢字で書くと、「強か」となる。
広辞苑によると、非常に強いさま、手強いさまという意味である。

自分に対しても、相手の企業に対しても、したたかに行動して欲しい。テーマは「したたか」である。

セルフ・ハンディキャッピングが起こらないように、自分の能力をマネジメントすることが就職活動では重要である。


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