8-4、モチベーションの高め方 | ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』

8-4、モチベーションの高め方

モチベーションの高め方

面接ではできる限り最高の自分を見せたいはず。

いつも高いモチベーションで面接を受けることができれば言うことは無いが、そうもいかない。

面接前に彼氏、彼女と別れてしまって悲しいと、モチベーションが下がってしまう。
大切な友人と喧嘩しただけでも、やっぱりモチベーションは下がるだろう。

自分でモチベーションをコントロールできればどんなに良いことか。就職活動をしている人なら誰もが思うことである。

この願望に、ウィリアム・ジェームスという心理学者が答えている。

「元気を失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも元気そうに振る舞い、元気そうにしゃべること」。

ただこれだけである。心を元気にすることで体にも気力がみなぎり、モチベーションも上がるのである。

日本語では空元気という言葉もある。

広辞苑によると、うわべだけ元気があるように見せかけること。
使用例「空元気にすぎない」とある。

ウィリアム・ジェームスの理論だと、空元気にすぎないという言葉の使い方は違っている。
空元気ほど自分が元気になれる手段は無いのである。

こんな理論は気休め程度だと思われた読者もいるかもしれない。
この理論を証明した実験をご紹介する。
「トムの胃」という話をご存知だろうか。

トムはアイルランド出身のニューヨーク市民である。
9歳のときに、火傷を負うほど熱いクリームチャウダーをあやまって飲んでしまい、食道にひどい損傷を受けてしまった人物である。

この傷の手当てのために、腹壁の開口部から胃の内面の一部を外に出していた。
トム自身は、この開口部から直接胃に食べ物を入れている。

このため、感情の変化がどのように胃の粘膜に現れるかを観察できたのである。

トムが怒って顔を赤くしたときには胃の内部も赤くなる。
また恐怖を感じて顔面蒼白になったときは、胃も白くなった。

特に、胃の内面が蒼白になるにつれ、胃酸の分泌活動や筋力がだんだん衰えるという結果が出た。

この実験は心と体は一体であることを示している。

元気がないと体の能力も衰えてしまう。そうすると、面接で最高の自分を見せることができない。
だから、空元気を出すことはとても重要である。


スポーツの世界では、昔からこの理論を実践している。

バレーボールで「声を出せ」と監督が叫んでいる。
これは声をだして、ポジション、戦略の確認をしろと言っているだけではない。

大きい声を出すと気分も高揚してくる。
そうすると、元気もでて最高のプレーにつながる。


面接で最高の結果を出したいなら、心と体の力を全て引き出すことが重要である。

大きい声を出して気分を高揚させることでも良い。
お気に入りの歌を歌ってもいい。
少しでも心を元気にすることで、体も元気になり、最大限の力を発揮することにつながるのである。