8-2、文字は自分の強さの証明 | ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』

8-2、文字は自分の強さの証明

文字は自分の強さの証明

就職活動をしていると文章を書く機会がとても増える。
たとえばエントリーシート。

IT系企業ではインターネットでの応募がメインであるからパソコンで文章を入力することになる。しかし、いまだにマスコミの多くは手書きが主流である。

一番、ボリュームがあるのは新聞社のエントリーシートである。
一項目につき400字詰め原稿用紙1枚程度だが、
4~5項目は用意しなければいけない。

しかも一語一語に思いを込めながら文章を作り上げる作業は、
いままでの人生には無いものだろう。


その人の字体をみれば、その人がわかるという言葉を書道の大家が語っていた。

この字体とは、楷書、隷書などの書体や、文字の大きさ、文字の濃さまで含まれる。

エントリーシートを書き上げるときに、内容には人一倍力を入れているのに、字体に意識を使わないのは勿体無いことである。

シュナイダー博士とフロムキン博士が署名の研究をしている。

他の人とは違う人間を目指している人は、他の人と同じで構わないと思っている人より3~4割ほど大きな署名をしていると報告している。

文字に意識が乗り移るわけである。文字で自分の強さや人間性を証明することを覚えておいて欲しい。


どの企業も選考の第一段階がエントリーシートでの書類審査である。
丁寧に書くことは当たり前。その次の段階を意識しておく必要がある。

エントリーシートを読むのは、会社内でも権限をもつ高齢の方が多いだろう。

面接が進めば進むほど、高齢になると考えてよい。
ということは、高齢の方でも読みやすい文章を書くことが必要になる。

薄い文字を書けば、老眼が入った役員は読むのをやめてしまうかもしれない。
小さな文字できゅうきゅうに書き詰めると、どこに思いを込めているのか伝わりにくいかもしれない。

こういう些細なところで、採用の合否に差がつくのである。

力強く書く。
かぎ括弧で強調する。
インパクトを持たせたい単語の前後に半角分のスペースを空けることで、読み手のリズムを作り出す。
こういった工夫が功を奏すことになる。

自分の書き方にあった筆記用具を事前に探し出して購入しておくと良いだろう。

ちなみに筆者が就職活動中ずっと使っていたペンを紹介しておく。
ゼブラのハイパー・ジェル(型番JJ101)というジェルインクのボールペン。

常に濃い文字が書けるし、書き味も滑らか。このペンがなかったら、いくつかの企業で内定を逃していたかもしれない。

そのくらい筆記用具は大切なものである。

読者のみなさんも、幸運のペンを見つけて欲しい。

そして、文章だけでなく、文体・書体まで意識して書き上げること。
大きくて濃い、読みやすい文字でエントリーシートを仕上げる。

この小さな気遣いは、大きな差として返ってくるはずである。