プレミア第3節シェフィールド・ユナイテッド戦プレビュー~ペップ不在は寂しいが‥~ | シティなび

シティなび

マンチェスターシティサポ歴19年目突入の(2002~2003シーズンから)戦術ヲタ
マンチェスターシティやイングランド代表のブログ中心に更新しますのでよろしくお願いします


プレミア第3節シェフィールド・ユナイテッド戦プレビュー


シティ開幕2連勝、シェフィールド開幕2連敗で迎える第3節。だが第3節を前に緊急事態発生。なんとグアルディオラ監督が腰痛の手術で9月のインターナショナルウィーク明けまで不在になるという。不在の間はアシスタントコーチのリージョが指揮を取る。


で、プレビュー

グアルディオラ監督不在でも基本的には大幅に戦い方は変わらないと思う。何せ監督代行はグアルディオラの師匠リージョだから。ポゼッションでイニシアチブを握る展開に持ち込むやろし隙あらばカウンターに持ち込むやろしトランジションから即時奪回、ボール非保持時は3+2から4バックへと可変してソリッドな守備を敷くだろう。

前節のニューカッスル戦を見て新たに加わったオプションはフォーデンのデブライネ化であろう。デブライネ不在の穴をフォーデンが見事に埋めていた。それは前節4231の右サイドがスタート位置だったがフォーデンは殆どワイドに張らず中央にポジションを取っていた。中央に入った理由はビルドアップ時の形である2+3(基本は3+2)で相手の前線守備を押し上げさせて前線から最終ラインを間延びさせる。すると中盤ラインの背後に位置取るフォーデンがフリーとなるので縦パスを引き出せば攻撃のスィッチが入り加速する。こっからフォーデンは大外に開く右ウォーカーか左グリーリッシュに展開したり中央からスルーパスを入れてチャンスメイクをこなす。ライン間で間受けするフォーデンの役割はデブライネと同じでポジティブトランジションからカウンターを発動させやすい。ライン間の間受けはシェフィールド相手だとハマりやすくプレスの連動性に欠けているのでフォーデンやアルバレスがライン間でボールを引き出して攻撃をスピードアップさせれるはずだ。


シェフィールドは541で守備ブロックを作ってくる。5バックといってもシェフィールドの守備はソリッドに固めてくるわけでもなく打開はできる。例え5バックを前に攻めあぐねたとしてもシティは5レーンを埋める5トップに+aでSBが押し込んでくる6トップ気味でぶっ潰しにいくだろう。ポイントは縦関係の2トップとなりトップ下で起用されているアルバレスだろう。アルバレスの役割は位置取りで相手の最終ラインをピン留めするのと動き直し。前節ニューカッスル戦のアルバレスの位置取りは絶品だった。左に流れる傾向あり右SBをピン留めして大外のグリーリッシュがフリーでボールを受けれるようにしていた。ここで2vs1の数的優位を作ることができグリーリッシュに中盤ラインの外側のプレイヤーがスライドして対応に入れば守備のズレが生まれるのでSBとCB間のギャップに流れるハーランドがスルーパスを受ける。アルバレスは数的優位と位置的優位を作り出すポジショナルプレーで相手の守備のズレを生む役目を果たせるから使われているのもある。今季ハーランドの下にアルバレスという4231が主流になるかもしれない。あと新加入ドクのシティデビューあるにも注目だ。

シティの守備面ではシェフィールドは長いボールを多用するイメージ。となればシティの4枚3枚と並べるCBが跳ね返せるので問題ない


そんな感じでグアルディオラ監督はいないが開幕3連勝して監督に良い報告をしよう


そんなとこかな。