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『わもんフィロソフィー』
人は、死ぬ瞬間まで
輝き続けることができる
命のともしびが消える
その瞬間まで輝き続けている
生きるとは輝くこと
生きている間
輝き続けている
しかしその輝きを
忘れてしまうこともある
輝いていないと
思ってしまうこともある
自分は輝いているのか
不安になる
疑ってしまう
だから、誰かに話しかける
自分の思いや考えを
言葉にする
表情や身ぶりで誰かに伝える
ここにいることを
知ってもらいたい
人は
自分の輝きを
忘れないために話す
輝いていることを確かめたい
自分をわかってもらいたい
自分の話を聞いてほしい
よき聞き手は
話し手の思いを知っている
輝きが「そこ」にあることは
わかっている
生きていることを知っている
話し手が輝きを
確かめたいことを知っている
だから、いっしょに
輝きを見つけにいく
そこにあるよ
と確かめにいく
話し手の思いを探しにいく
輝きを、命を、聞きにいく
わもんとは
自らの輝きを信じ切る力を養う自己修養法
自らの輝きを、信じた上で
話を聞く
聞くことは
輝きを見つめること
話し手の輝きを見つめ
輝きを信じる
よき聞き手は
自らの輝きを信じている
話し手の輝きも信じている
話し手の輝きを見つめている
見つめた分だけ、信じている
いつでも、どこでも、誰とでも、話を聞くことができる
自分と相手の輝きを
信じることができる
信じ切る力を
養うことができる
自分と相手の輝きを信じ切る
今、ここ、自分の声を聞く
心の声を聞きに行く
自らの輝きを聞きに行く
自らの命を聞きに行く
今、ここ、目の前の人の
話を聞く
相手の心の声を聞きに行く
輝きを聞きに行く
命を聞きに行く
人は、死ぬその瞬間まで、
輝き続けること ができる
その瞬間まで
輝きを見ることができる
心の声を聞くことができる
命を聞きに行くことができる
聞くことで輝く命がある
輝きが増す命がある
聞くことで救える命もある
救われる命もある
まずは、心ある一人として、
目の前の人の話を聞き続ける
心ある一人が世界を変える
心ある一人から世界が変わる
自らの輝きを信じ切る
自らの命を聞きに行く
わもんフィロソフィー
2015年8月
文:さのともひろ
(監修:やぶちゃん&まきちゃん 2020.10.19)
