こんにちは。
クミーです。
去年私は、お遍路さんとして四国を
歩いているひーちゃんの本を
翻訳させていただいたおかげで
四国に行きたいという願いがありました。
半年前、宇和島の吉田町が
水害で大変な思いを
していらっしゃることを知り、
何かお手伝いできればと思いつつも
何もできないで、もどかしく
思っておりました。
そして、うちの両親は農家の出身ですが
父は長男なのにワガママ言って
農家を継がずに
神戸へ飛び出して来てるんですね。
それで、父の弟が農家を継いで
くださってたんだけど、
今、後継ぎがいないということで、
うちのりょうちゃんに
「九州に行って、ミカン農家やってみない?」と、冗談交じりに話していたら、
なんだか
なんとなく
そんな流れに
なってきているような気がします~
思考が現実化するを
まさに、体験中

私たちが紹介を受けたのは
吉田町の中でも山の奥にある農家です。

静かで平穏なとても良い所です。
1月だというのに冬を感じず
春のようです。
小鳥のさえずりも聞こえてくるよ。

山の所々に無残に倒された木や竹なども
見当たります。

いつもはおふざけなりょうちゃんも
仕事の時は誠実に頑張ってます。
農家のご主人の治さんと奥さんの和さん。
もう、かなりのご年配で
今は無理が効かない状態です。
それで、娘の里香さんが1ヶ月
自分の仕事を休んで
ご両親を、手伝いに来ています。

治さんも和さんも、里香さんも
皆、とても優しくて暖かい人で
りょうも、可愛いがっていただきながら
ご指導受けています。
ミカンたちと
ず~っと一緒に過ごしていると
ミカンが人のようにも思えてくる。
色んな個性を持ったミカンたちが
いるものです

ちょっと、向きが横になっちゃいましたが
これ、選別機です。
小さい子は、小さな穴に落ちて
大きな子は、最後まで行くんだけど
うまく流れに乗って
スーッスーッと進む子もいれば
勇気が出なくて
立ち往生しちゃう子もいます。
そんな子は、後から来た子が
後押ししてくれたり
団体でどわーっと来た子達に
巻き込まれたりしながら
進んでいきます。

仕事の帰りにいただいた
おさむちゃんちのジュース!
本当に、正真正銘100%、
ミカンを絞ったそのまんまのジュース。
なんて、贅沢な





そんなこんなで、ミカン農家で
貴重な体験をさせていただき
身に余る感謝でございます。
今日の1日も魂に素敵な思い出として
刻み込まれたことでしょう。
生きてるだけで素晴らしい




