先日の打ち合わせは
来年と今年の牧野のイベントに関すること
今年生誕100年を迎える牧野邦夫
(時々紹介している牧野信一の従兄弟)
来年生誕130年を迎える牧野信一
まずは今年生誕100年の牧野邦夫が先決
祖父がよく銀座で一緒に飲んでいたとか
叔母が子供の頃
道具箱や筆箱に絵を描いてもらったとか
いろいろなエピソードがありますが
今知りたいのが1949年に茅ケ崎に
邦夫姉達が開校した「マッコール洋裁学園」
学校は30年近く駅前にありましたが
彼もここで暮らしていた時期もあります
私も幼い頃 何度か両親に連れられて行き
会った覚えはあります
眼光が鋭くて子供ながらに
見つめられると怖かったような記憶
来年茅ケ崎で美術展をするにあたり
「マッコール洋裁学園」の情報を
集めています
類焼し崩壊 駅前開発もあり
跡形もなくなってしまった学校
通っていた方 写真を持っている方
見たことある方 なんでもいいです
お知らせください
牧野邦夫に関する事
絵の事は全くの素人でわからないので
少しずつ勉強中の身
それでも牧野邦夫の描く絵は
実物を一度見たら忘れないほど
何かを感じてもらえるのではないかと思う
「未完成の塔」
牧野邦夫が50歳の時に
自らの生涯を90歳と定め
生涯をかけて画業を達成しようと心に誓い
10年ごとに一層ずつ描き進めようとした塔
残念ながら
最初の層を描き終えた61歳で亡くなり
描かれていないままの作品
塔の最上部は
キャンバスの外にまで描かれている
何とも不思議な絵
「武装する自画像」
牧野邦夫は多くの自画像を残していますが
敬愛していたレンブラントもまた
自画像を多く描いていたからでしょうか・・・
レンブラントと大きく違うのは
繊細なほどに写実的なのですが
その中に幻想的なものが入り込んでいる
牧野信一の書く小説も
写実なのか幻想なのかわからない表現
従兄弟同士
同じような感覚を持っていたのかもしれません
魑魅魍魎的なものが絵の中にいるのは
どうしてなんだろう?
ご興味を持ってくれた方は
是非 今秋から始まる展覧会へ
随時お知らせいたします
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