明日のブログにしようと思っていたのですが
思うところあって本日遅くなりましたが
更新することにしました
「東京大空襲」が話題になっていますが
第二次世界大戦の末期
1944年から1945年の間に
100回以上アメリカ軍から受けた攻撃
中でも3月10日の空襲では
東京が焦土となり10万人以上の被害
叔母は1941年生まれ
東京で母方のおじいさんの背中に背負われて
2階の窓から焼夷弾が落ちていくのを
見ていた記憶があると言っていました
ニコライ堂の近くに
おじいさんの経営していた旅館があったらしい
叔母の記憶って すごいなっていつも思う
今年に入り ちょっと気になることもあり
祖父の歴史を少しずつ調べています
祖父は時々ブログにも登場する
小説家 牧野信一の弟です
早稲田大学を出て文藝春秋に入り
編集の仕事などをしていましたが
その頃に出征
出陣中には戦場報告と題し戦場の様子を
雑誌に伝えていました
歩兵中隊の一員として出征している際に
戦友がどのように戦って敗れたのかを
一人ひとり事細かに記録していた
隊長以下113人もの戦友を亡くしたらしい
それが「突撃中隊の記録」という本になり
その後文芸賞をも受賞したらしい
探してみたら県立図書館にあり
借りられることになったのですが
それはそれは古い本で触るのも怖いくらい
地元図書館じゃ 禁帯になるはずのもの
大事に大事に読まなくちゃ
コピーすら取れないので
記録と記憶に残すつもりで・・・
と、じっくりゆっくり読んでいます
祖父の書いたこの本は 祖父自身が
小隊長として出陣し 何度も戦いを凌ぎ
戦友の最期は自分たちしか知らない事だから
その英霊に感謝し あとで遺族に対して
報告をするためのものだったらしい
出陣中 肌身離さず持って
常に記録し 自分が死んだら頼む・・とまで
実際に読んでみると本当に生々しく
そんなことまで書くの・・・な感じ
戦争映画はあまり観たことがなかったので
数年前に見た「ラーゲリより愛を込めて」の
映像が蘇った
映画館でこんなに泣いたのは初めて
コロナ禍で良かったと思った
映画ではオブラートに包まれていたことも
祖父の実際の写真を見て
その姿が何となく頭に浮かんできて
戦争の恐ろしさを祖父を通して感じました
叔母が話していたこと・・・
父親が戦争から帰還するたびに
亡くなった兵隊のご家族に会いに行っていた
家にいるとずっと遺族に
手紙を書いていたという話
「弔慰行」という話になっており
アルバムの写真に残っているので
その様子すらも浮かんでくる
戦争へ行っている際の写真が
多くアルバムに残っている訳もわかった
亡くなった時 どんな場所でどんな風に
過ごしていたのかが伝わるように・・・
遺族に渡すため
祖父の写真
その「ラーゲリより愛を込めて」が
今夜夜中に放送されるらしいです
3月10日深夜1時28分から
起きている難しいと思うので
録画予約しました
これは本当に胸を打つ映画
いろんな人に見てほしい
そう思って
このブログを本日アップしました
ミセスの主題歌「Soranji」にも
ジーンと来ちゃいます
今夜は雪ですね
暖かくしてお休みください
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