遺伝疾患という避けられない運命 | めいりん家

めいりん家

マンチカン『めい』のもとにスコティッシュの『りん』がやってきて「めいりん家」で新しく出発したブログ。突然のりんとのお別れ。悲しみから立ち直り、めいのブログ、時々りん。備忘録としてママの事、緑内障の事、旅行やお出かけなど書いていきたいと思います。

今回はりんのために
たくさんのお悔みをありがとうございました
 
こんなにもたくさんの方に愛されていたなんて
りんは幸せ者だね
 
今日もママの横には めい
 
 
黙ってそばにいてくれる優しい子
ありがとう
 
 
りんの病の話を少し・・・
 
りんはスコティッシュフォールド
 
めいの妹猫を探すにあたり
まん丸顔で垂れ耳のスコも可愛いよね・・・と
 
ただスコティッシュフォールドを調べてみると
垂れ耳というのは 軟骨の異常によって
起きた奇形ということを知り
将来的に「遺伝性骨軟骨異形成」が
起こりやすいと・・・
 
歩けなくなったり
他にも何かしらの異常が起きる
可能性が高いと知りました
 
そこで垂れ耳はあきらめて
立ち耳のりんを引き取ることに・・・
 
スコティッシュのブリーダーさんのところから
一番元気な子を連れて帰りました
 
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しかしながら数年前 
一時期 片足をつかなくなることがあり
スコティッシュフォールドだから
仕方がないのかもしれない・・・とお医者様
 
その時は痛み止めを何度か飲んで
数日後にはすっかり良くなりホッとしていました
 
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ところが10月9日金曜日 

朝から動かず食べず飲まず・・・

 

慌てて病院へ

 

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コロナ禍で中には入れず・・・

 

血液検査の結果 急遽入院と決まりました

 

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翌日 レントゲンやエコーなどの検査結果

前日の血液検査の詳細などを聞きに・・・

 

この日は顔を見てから診察室で先生の話

奥の部屋からは

大きな声で不安そうに鳴く

りんの鳴き声が響いていました

 

りんの大きな鳴き声を聞いたのがこれが最後

 

あとは空気しか出てこないような

鳴き声ばかりで・・・

 

 

検査結果は慢性腎不全 末期
 
検査数値には
測定できないほどの項目がいくつも
 
エコーで見た腎臓は
どこが腎臓なのかわからないくらい
もやもや ぼこぼこ・・・ショックでした
 
りんの年齢でここまでになるのは
遺伝性疾患なのかもしれないと・・・
もちろんそうでないこともありますが・・・
と、お医者様
 
先にお話しした「骨軟骨異形成症」は
スコの遺伝病として知られていますが
 
りんの場合は「多発性嚢胞腎」
これはペルシャ系猫ちゃんに多いそうですが
スコティッシュやアメショなどにも多発
 
親がキャリアを持っていると
50%の確率で遺伝する病気
 
腎臓の中に嚢胞という液体の袋がいくつもできて
最後には腎臓の機能が失われるという病気
 
早ければ3歳で発症し 平均寿命は7歳
 
症状ととして現れた時には末期
助かる見込みは少ないそうです
 
それがりんに出された診断
 
それでも
治療をすれば命は伸ばすことができる
 
入院して点滴頑張って
振り切っていた数値も下がり
まだまだ予断は許さないけれど
退院ということになりました
 
一日おきの点滴
点滴も嫌がらず頑張ったのだけれど
病には勝てませんでした
 
でも最後の一週間 
一緒に過ごすことができたのは
りんにとっても
私たち家族にとっても良かった
 
遺伝という運命には逆らえない
ただスコティッシュに
そんなリスクがあるとは今の今まで知らなかった
 
早期に分かれば対処法で延命効果は望める病気
 
高リスクの猫ちゃんには
りんのようなことにならないためにも
一度超音波検査しておくことをおすすめします
 
 
いつもなら一緒に寝ているはずのりん
毎晩入るお布団がとても冷たく感じます
 
 
 
 

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