スクラップ・ヘブン
渋谷に観に行ってきました。
結論から言うと非常に好きな感じの映画だった。
ていうか非常によかった。
これを糞映画呼ばわりする人とは多分仲良くなれないと思う。
テーマ的にはこのご時世にありふれているし、
個人的には(アカルイミライ)にとても近いものを感じたけれど
(オダギリジョーは両方に出てるし)
こっちのほうが少しだけ観終わった後の感触がやわらかいというか。
この李相日という監督は(69-sixty nine-)で知ったけど、
シーンの隅から隅まで(意味のある)物として撮るのが巧いなぁ。
本能と理性の戦いを観るのは、やっぱり人間が起こすドラマで
一番面白いと思う。そして、なにをどうしても自分の中で大きくなる
(誠実)をとめられないPUNKな人間てのはやっぱり実際にいるもので。
それを観てるのはやっぱりかっこいい。
ラストシーンは絶望でも悲しみでもなく、これからを期待させるわけでもなく
からっぽの状態でスタッフロールが流れ出すのが自分は好きなんだけど
これはまさにそうだったなと。いつもスタッフロールが終わるまで立ち上がらない事に
別に意味はないけど、今回はスタッフロールの流れる間に
いろんな事を考えさせられた。やられた。
(テーマ曲の)フジファブリックやっぱり結構好きだな。
もうすぐアルバムがでるらしいのでちょっとチェックしてみようかなぁと。
にしてもオダギリジョーは、世捨て人みたいな役が多すぎるような気がする。
確かに超はまり役なんだけど。。。でもSHINOBIとかまったく見る気しないし。
でも、なかなかこんな役者いないと思うしな。
あ、はまり役といえば柄本明。わき役ででてるんだけど
まさに超はまり役!
これから観に行く人はそこを要チェケラ。
そこに興味ない人も決して無駄じゃない二時間を過ごしたい人はぜひ
観に行ってはいかがかなと。お勧めです。
オールドボーイ
いやいや、圧巻でした。
井筒監督があれだけ賞賛するのもわかる。
タランティーノががあれだけ賞賛するのもわかる。
痛々しいシーンも多くて、万人に受ける作品ではないのかもしれないけど
それでもできるだけ多くの人に見てほしいなぁと。
世間の韓流ブームは、高齢化の波にのって
中身もなにもない戦略でおばさん方の財布をパッカパカにしてますが、
映画ではやはり日本は韓国に負けているのかも。認めたくはないけれど。
映画の結末はとてもここで書いていいような事ではないし
実際に観てもらうのが一番なのだけど、
これだけ凄惨なストーリーなのに見終わった後に
嫌味はまったく残ることなく、
ラストシーンの美しさに暫く我を忘れてしまった。
結局は純粋な愛の物語だった。
明日にでも原作(漫画)を探しにいこう。
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SAW
よく宣伝文句で,(想像を超えるラストシーン!!)
みたいなのを見つけるが、その中の大体が
見事に想像の範囲内だったりするわけだけれど
この映画の結末はさすがに予想できなかったす。
ただ、予想を裏切らせる事に熱心になりすぎたのか
少々ストーリーに矛盾を感じさせられるところもあったけど
まぁ、許容範囲だったかなと。
楽しめました。
こういうサイコな雰囲気漂わせる映画はやっぱり面白いすね。
それであってやっぱり(CUBE)にしろ(ゲーム)にしろ、この(SAW)にしろ
ただのパニックムービーだけでなく、最後の最後にちらっとメッセージ性を
持たせるからこれだけヒットしたんだろうなぁ。
まぁそれであても、やっぱり真骨頂は精神的恐怖の見せ方にあると思いますが。
どうやら続編も今年公開されるみたいで。
今度は映画館で観てみようかと。
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Elephant
今Elephantという映画を見終わった。
正直、いい映画ではないと思うのだけれど、
多分死ぬまで頭のどこかしらに引っかかっていそうな映画だった。
イギリスに住んでいた頃、
自分は寮からほとんど一歩も出られない生活を三年ほど送っていたので、
監禁される人の気持ちが少々、、、というかいやというほどわかってしまう。
それをなんの苦とも捕らえていないかのような陽気なイギリス人の表情が
当時は死ぬほど憎たらしかったりもした。
どうせお前は家が近いんだから、授業が終わったら帰れるんだろ、と。
その場所から自分の落ち着ける場所はあまりにも遠すぎた。
何よりも日本に帰ることを望み、
何ヶ月も前から飛行機の日をカウントダウンしたりしていた。
とりあえず、この監獄から出られる日だけを希望に
ただ一から十を延々と数え続けるかのような繰り返しの日々を何とかこなしていた。
そして今自分は日本にいる。
けれどそこにも夢で見たような未来は待っていなかった。
輝かしい未来が何色かわからないが、
晴れた空に狂気を感じるのは
春のせいだけではないだろう。
過去に嫌悪したあの所が
いままた単純にいとおしいと思える、という
この経験はいったいどこからやってきたのか。
ひとつだけわかることはこれが初めてだっていうことで、
これが始まりだって言うこと。
押しつぶされそうなプレッシャーはもうここにはないけど、
得体の知れない圧力は今外からではなく、体の中から感じる。
誤解を恐れずにいうならば、あのコロンバインでの銃乱射事件は
本当にどこでも起こりうる出来事のように思える。
さすがに犯人の気持ちがわかる、とかそういうことではなく、
全てが数字に置き換えられて判断されるようになったこのご時世に
このような事件を止めるヒントは、もうどこにも転がってはいないような気がする。
本当に気が狂っている人間は、
外にその症状を表せたりはしない。
表せないからこその感情の沸点なのであるわけで。
海外で暮らしていた自分には、この映画が
ほんのすこし身近に感じるわけで。
実際こういう類の事件はまわりでよく起きていた。
もちろんこれは子供にだけ起こる事でもない。
ただ気付くわけもない感情を気付いてくれることを願うだけの
人間は間違いなくどこにでも存在している。
悲しむ人は明るい色の服を着ると思う。
だから人はここまで来てしまったんだともう。
いつの時代でも。
DAVID BOWIEについて。
多分まだ十三歳の頃、
中学生になったばかりの自分は後悔ばかりしていた。
というのも、その学校は何を隠そう全寮制で
月曜日に登校して金曜日に帰宅するという恐怖のカリキュラムで、
もちろんその間に外出なんて許されなかった。
入ってから自分の過ちに気づいて、だけどそれは遅すぎたわけで。
竹刀を振り回す体育教師にびくびくしてたわけで。
まあ、おかげで二年でやめて留学することに未練はまったく残らなかったが。
そういう非生産的な日常の中で、
人生の中で生まれて初めて洋楽に惹かれる瞬間がやってきた。
いまだに詳細をよく思い出せないのだが、
それはTVのCMで、とりあえずメロディーがきれいだなぁと思ったことを
強く覚えている。そして変な声で変な歌い方だと。
三回目くらいにそのCMを見たときに、初めて画面の右端に
(song by DavidBowie)と書いてあるのを確認した。
ただ今でも恨むべきは、そこに曲名が記されていなかったこと。
そのせいで、その曲にたどり着くまでに非常に長い道のりが待っていた。
はじめに手を出したのは(Earthling)という
アルバムで、確かイギリスに渡ったあとに買ったのだが、
聞いてみて愕然。(なんでこんなにダンスチューン?)
今となって思えばこのアルバムがBowieの転換期であって、
RadioheadでいうKid Aみたいなものだった。
しかし、自分が捜し求めていたその曲の雰囲気とは間逆そのものだった。
けれど、今となっては好きなアルバムである。
(Dead Man Walking)と(I'm afraid of Americans)がお勧め。
その後に名盤(The man who sold the world)を聞くがそこにも
探していた曲は見つからず。
当時はそんなに好きではなかったが、Mick Ronsonのギターは好きだった。
その後も何枚かのDavid Bowieのアルバムをとおり、当時のCDラックは
OASISやBlurも手伝ってか、まさに(UK色)に染まっていた。
そのラックには私的に外すことができない(The Verve)と(Suede)という
私的UK二大巨頭のCDもあったのだが、それについてはまた今度。
そしてそのときはやってきた。
どうも話を聞いてみると、Bowieファンのマストなアルバムは
(Ziggy Stardust)というやつらしく、、、というか
10人中9人はBowieの話題となるとそのアルバムの話しかしなかった。
結論からいえば、13才の頃から捜し求めていた曲のタイトルは
(Lady Stardust)。アルバム(Ziggy Stardust)の中の6番目の曲だった。
見つけたときは感動した。12回はリピートした。
今思えば、イギリスに留学することも初めてあの曲を聴いた時から
決まっていたように思える。
なぜだか明確にはよくわからないけれど、
あの乾いた空気とドラマティックな展開の中に身をおいたら
自分はどうなるんだろうという期待を頭のどこかで抱いていたのかもしれない。
ちなみに映画の中でも彼の姿を多々見かけたことがある。
個人的にお勧めなのは(Basquiat)という作品の中の
画家アンディ・ウォーホルに扮したBowie。
最高にクール。
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今更だけどサマソニの事を書こうかと。
一日目(8月13日 東京)
ROOSTER→レンジファンをかき分けメッセで飯→ZAZENBOYSを観ようとしたら人溢れすぎで断念→
TV ON THE RADIO→INTERPOL→電気グルーヴ×スチャダラパー→The TEARS→
ECHO AND THE BUNNYMEN(ちょこっとだけ)→Slipknot→NINE INCH NAILS
しょっぱなからROOSTERみに千葉マリンに。開放感でテンションあがるあがる。
ROOSTER、もっとTHE MUSICみたいな感じかと思ってたけどもっともっと骨太ロックで
ちょっとダンスビートな感じを期待してたけど、それはなし。でもよかった。アメリカのバンドのようで。
REEFにつぐイギリスのアメリカンロックバンドになるんじゃないかと。
ZAZEN BOYS 大変だったみたいで。外までばりばり人が溢れてたなぁ。さすがにあの中入っていけなかった。TV ON THE RADIOはほんとちょこっとだけみた。
INTERPOLみれてよかったー。てかほんとJOY DIVISIONだなぁと。声とか絶対狙ってると思う。
03の時もきてたんだけど、そのとき観なかったから今回はと思ってたんだけど
ライブよかった。CDほしい。
で電気グルーヴ×スチャダラパーは面白かった。瀧とアニは即興のコンビとは思えないくらい
プロフェッショナルだった。最後まで観れなかったけど。
THE TEARSは、、、よくわかんなかった。バーナードが観れただけでもまぁよかった。
ギターがSUEDEの音なんだよねー!それだけでもう感動ですよ。
Slipknotはなんであんなに音悪かったんだ?いた場所(三階席)が悪かったのか?
もうちょいもっと音よかったら楽しめたんだけども。でもSETLISTは完璧だった。
WAIT AND BREEDを聴くとイギリスの寮生活を思い出すんだよなぁ。
NINE INCH NAILSは、、、すげぇ!トレンドレズナーはすげぇ!
MCほっとんど無しでノンストップ。音もSlipknotと違って重いんだけど
低音が回ってなくてサンプリングも含めて楽器一つ一つよーく聴こえた。
個人的にcloserやってくれたのは嬉しかった!
二日目(8月14日 東京)
BULLET FOR MY VALENTINEがまさかのキャンセル!→CAESARS→飯→
DEATH CAB FOR CUTIE→HIM→BLOC PARTY→BEAT CRUSADERS→
KASABIAN→WEEZER→OASIS
BULLET FOR MY VALENTINEがまさかのキャンセル!超期待してたのに、、、。
出演が決定したときにテンションあがったのになぁ。そんでCAESARS観に行ったら
人多すぎ!どうやらキャンセルで人がそっち流れたようで。
もちろんi-podの曲しか知らなかったんだけど、よかった!
もっとばりばりガレージロックバンドだと思ってたけど、すごい良質なPOPバンドでしたよ。
まだCD買ってないんだけど。
それでデスキャブ。いやー最高だった。なんだろうあの気持ちがいい声は。
こんだけ期待していってはずれたらどうしようかと思ってたけど、期待以上だった!
transatlanticismが今年のサマソニのベストソングだった。
心地よすぎて、そして朝からの疲れもたまってたから眠くなった。
横になって聴きたかったんぁ。
KASABIANはちょこっとしかきけず。そしてWEEZER。選曲はまぁまぁだったんだけど、、、
また音が悪かった。やっぱスタジアムでの音作りは難しいんだろうか。
でもsay it ain`t soで全て解決。
OASIS初めて観たんだけど。ちゃんとライブバンドだったことにまず驚いた。
最新アルバムちゃんと聴いてないから知らない曲も何曲かあったんだけど、
口ばっかじゃなかったんだギャラガー兄弟。まぁもちろん
Wonderwall→Don`t look back in anger→My generationの流れは最強だった。
もうずっと頭の中では、イギリスに留学したての頃に見知らぬ外人(ホームステイ先のお父さん)
の車で聴いてたカーステとそのときの車窓の景色が流れてたなぁ、、、、、、。
MY Generationの時は、(おっ、THEWHOか!?)と驚いたんだけど
最近のライブでは毎回のようにやってるようで。へぇ。
んで、最後花火で閉めました。
終わったあと、しばらくマリンの外の屋台で飯食ったり記念撮影したり。
あぁ、祭りのおわりだなぁと感じたら少々寂しかった。
来年も行きたい。
DEATH CAB FOR CUTIE/PLANS
BULLET FOR MY VALENT/HAND OF BLOOD(EP)
ナイン・インチ・ネイルズ/ウィズ・ティースNINE INCH NAILS/WITH TEETH
パッチギ!
井筒監督は口だけのおもろいおっさんじゃなかったんだ。
映画は週にひとつは観るし、結構観てるほうだと思うけど、
これはなかなかの秀作だった。
音楽聴いてても映画観ててもなかなか涙腺が響くことはないんだけど、
これの終盤からエンディングまでの流れはちょっとぐっときたなぁ。
役者も全員よかったなぁ。個人的にケンドーコバヤシがまさかの超好演だったのが驚きだった。
あれははまり役だった。ほんとに。
神芸人その1~ダウンタウン
毎日毎日生きてきて、だんだん歳もとってきて
食べ物でも音楽でも、(好きなもの)の趣向が少しずつ変わっていったり、
(昔夢中になってたものをけなしたりさげずんだりすることはしたくないなぁ)といっても、
メロコアキッズだった頃の自分に対して(?)と思うことも多々あったりして。
ひとつだけを知らないでそれだけを見ていることがかっこいいのか、
いろんなものに手を出して、常に自分をニュートラルな立場に置くのがかっこいいのか。
それはわからないけれども!
とりあえず自分の(何が面白い)という感覚の定礎を作ったのは
間違いなく(ごっつええ感じ)だった。
小学生の頃から大好きだったし、今観てもぜんぜん面白い。
ビデオ化されているのはコントだけなんだけど、
個人的には(10万円分食べよう!)とか(THE 対決!)とか
(ボケましょう!)とかもベスト版でDVDで出してほしいなぁ。
(THE 対決!)で甲本ヒロトとマーシーがダウンタウンと乳首相撲とかしてたのは
小学生ながらに抱腹絶倒だった。
これからもすっと好きなんだろう。(ごっつ)がもし復活するなら、、、、
うれしいような悲しいような。あれはあれで完成されてたような気がするから。
もし今作ってそんなに笑えなかったらつらいし。
個人的に好きだったコントは(たとえ警視)と、(子連れ狼)かな。
印象に残ってる企画は(東野さんの髪って固焼きそばみたいですね)と、
今田がスーツのウソCMで飛び込み台から飛び込むやつ。
笑いの後にメランコリックな空気を出せるのは
やっぱり松本人志だけだと思う。
上の画像(ミラクルエース)だけでもうちょっと切ないし。










