はぁ~。


と、まずはひとつ深呼吸。



あの頃を思い出すのも嫌で、なかなか書けない人生で2回目のつわり日記。



でもー!!!


きっともう人生で最後となるであろう(予定・・)つわりについて、自分のためにも綴っておかなければ!



なにせ、都合の悪いことは意外とすぐ忘れちゃう私。


時間が経てば経つほど記憶が薄れちゃいそうなので、覚えているうちに記録として残しておこうと思います。



あ、別に不幸自慢?をしたいわけではないので、もしもご興味があったら読んでいただければと思います^^





最初の妊娠のときもそうでしたが、今回も早めの5週あたりで始まったつわり。


妊娠が分かって嬉しい~!!と喜んだのもつかの間、、、あーやっぱり始まってしまったか・・・と。



前回の吐きづわりと明らかに違うのは、今回のつわりは始めから『食べづわり』でした。



とにかく空腹が最悪に気持ち悪い。


でもだからといって何かを食べたいわけじゃない。


あまりの気持ち悪さに空腹を解消しようと無理矢理食べてみるけど、食べたら食べたで気持ち悪い。


吐いた方がよっぽとすっきりするから吐きたいのだけど(といってもすっきりするは30分くらい。)、また空腹になるのが恐くて吐くに吐けず、常に喉元で寸止めして我慢している状態。


そんな状態が朝から晩まで続く、終わりの見えない日々。。。




しかも、ここは異国の地、中国。


どこのスーパーに行ってもコンビニに行っても、『これなら食べられるかも!』という物が見つけられない。


見つけられないどころか、もともと中国の食品の安全性にいささか不信感を持っていた私。


それがさらに加速してしまい、もう中国食品を食べるのも見るのも嫌になってしまいました。



さらにスーパーやコンビニの中のあの独特な匂い、もともと好きではなかったけど、あの当時はもう完全拒絶状態!!


スーパーの入口付近になぜかおいてあるドリアンの匂いや、美味しくない強烈なおでんの匂い、、、何度吐き気をもよおしたことか。



とにかく日本が日本食が恋しくて恋しくて、上海に来て約1年、初めてホームシックにかかりました。


ひどいときは、中国語を見るのも聞くのも嫌になってしまい、家の中に閉じこもって、日本のテレビをつけ、日系スーパーで買った日本製を口にしてなんとか落ち着きを取り戻してみたり。



日本製といってももちろん手に入れられるものは限られていて、当時はとにかくガリガリ君が食べたくて食べたくて。


手に入れられないと分かっていても、夢に出てきちゃうほど食べたかった(涙)




で、そんな中よく食べていたのは、少量でお腹にたまるものということで、母から送ってもらったカロリーメイトと、日本のお米と日本のお水で作ったおにぎり。


空腹が気持ち悪くて眠れなくなってしまい、夜中の2時3時に『食べたくない・・。でも気持ち悪い・・。』と泣きながら食べた、主人のにぎってくれた梅おにぎり。


きっとあの味は一生忘れないでしょう。




さらに、ちょうどつわり真っ只中に反日デモが重なり、気分的にもブルーになってしまう日が続きました。


妊娠初期独特のホルモンバランスの崩れもあってか、妊娠は嬉しいことのはずなのに、なぜかすごく落ち込んでしまったり。


今思えばこれがよく言う『マタニティーブルー』だったんだなぁと思います。



前回つわりはあったけれど、気分的に落ち込んだりはしなかったので、ほんと1人目と2人目でも症状が全然違うんだなぁと身を持って実感。





そんな2ヶ月間を過ごし、13週あたりから気持ち悪いと思う回数がだんだん少なくなっていきました。



すると、14週に入ったある日のこと、突然空腹でも気持ち悪くなくなったのです!!



その後数日間は『またアイツ来るかも・・・』と半信半疑で過ごしたけれど、でもそれ以来今に至るまで、あの気持ち悪さはやって来ていません。



『はーーーーー。やっと終わった!!!!!!』


『気持ち悪くないってスバラシイ!!!!!』


っていうのがつわりが終わったときの感想。



つわりは何度経験しても、まったく慣れないものですねぇ、ほんと。





そんな中支えだったのは、何通ももらった母からの手紙の中の


『妊婦はひたすら辛抱です。

産まれてくる子供のためにがんばって耐えて!』


という言葉。



実はうちの母はつわりの症状がとても重かったらしく、3人とも産む直前までつわりが続いていたんだそうなんです。


もう吐くものがなく、血まで吐いてしまっていたんだとか。

(今だったら間違いなく即入院ですよね。。。)


沖縄から出てきているので実家の助けも借りれず、バブル絶頂期で仕事が忙しかったであろう父の手も借りれず、当時はまだ20代と若かった母はきっとひとりで耐えていたのでしょう。


そんな姿を想像するだけで、何度も勇気付けられました。




私も上海にいるので実家の助けは得られないけど、でも家事を手伝ってくれるアイさんはいるし、送り迎えしてくれる運転手もいる。


もちろん、主人もたくさんたくさんヘルプしてくれたし、まわりのお友達も支えてくれました。


異国ならではの辛さはあったけれど、でも今思えば恵まれた環境だったなぁと思います。



あと、まだ育休中で、仕事に復帰していなかったのも大きいかも・・・。


第二子のタイミングを考え始めたとき、仕事もあってさらにつわりもあってその上娘の面倒も見ないといけない、さらに主人は海外なので母子家庭・・・という状況は明らかに無理が生じると思ったので、上海にいる間に妊娠したいなと決めたのですが、結果よかった。。。


でも、実際にはこういう状況の方も中にはいるわけで、ひゃ~大尊敬です!





娘に関して言えば、やっぱりつわり中はどうしても抱っこをしてあげられず『ごめんね・・』と言いながら拒否してしまったり、なかなか起き上がれず一緒に遊んであげれなかったり、かわいそうな思いをさせてしまっているな~と心を痛めたこともあったけれど、


でもそのおかげもあってか、私と離れてもスクールを楽しめるようになったり、パパと2人でお出かけしたりお留守番できるようになったり、ずいぶん成長してくれたと思います!


きっといいお姉ちゃんになれるね♪






よし、書いておきたいことは全て書けたゾ。



今つわりで苦しんでいる方、どうか、どうか、どうか、がんばってください!!!!!!!!