娘のスクールが始まって4日目の登園。
前半はやっぱり泣いたり私にしがみついて離れなかったりする時間があるけれど、後半は私から離れて先生やお友達と遊んだりお歌に合わせて踊ったりするようになりました。
私は慣れるまで教室で一緒に遊んだり途中で教室を抜けたり、状況に応じて様子を見ている感じ。
私と同じようにずっと子供と一緒にいるママもいるし、帰ってしまうママもいるし、国もそれぞれならば教育方針もそれぞれ。
とりあえず最初の2週間は、先生と話し合いながら、それぞれの子供が快適にそして早くクラスに慣れる環境づくりをしています。
我が家は海外にいてもThe日本型の教育なので、子供を他人に預けたこともないし、いつも母子べったりで過ごしてきているので、しばらくは私も一緒にいた方がよさそう。
そういえば、ある2人のアジア系の男の子はいつもグランマと一緒にいるなぁ~と思っていたら、彼女達はグランマではなくアイ(お手伝いさん)なんだとか。
日本人の感覚からすると、スクールにお手伝いさんと来るなんてちょっと考えられないけれど。。。
子供が産まれた頃からの住み込みのお手伝いさんだそうで、子供もとっても慣れているし、ママがいてもお手伝いさんが抱っこしてる光景もよく見かけます。
私的にはやっぱり送り迎えであっても他人に任せるのは心配で、お手伝いさんにお願いする気には到底なれません。。。
うちに来てくれる中国人のお手伝いさんにも、子供と2人だけでは家から外に出ないようにしてもらっているくらい。
日本人は過保護だわ・・と思われているかもだけど、でも私がいないところで外で何かあったら・・・と考えると心配で。。。
もちろん信頼はしているし娘も楽しそうに遊んでいるけれど、やっぱり言葉が通じ合えない部分もあるし、常識が異なっている部分もあるし。
でも欧米人は上海に来てすぐに中国人のお手伝いさんに子供のお世話を頼んでいると聞くし、やっぱりこれって日本人的感覚なのかしら・・・?
ふと、子供のお世話をお手伝いさんに任せて、ママたちは何してるのかな~?と考えたりします。
きっと自由な時間を満喫しているのかな。
それはそれでアリだし、ママたちも自分の時間を楽しむことは何も悪いことじゃないし、教育には何が合ってて何が間違っているなんてないけれど、でもこう考えるとやっぱり日本のママは頑張り屋さんだなぁ・・とつくづく思うのです。
他人の手を借りずに子育てから家事から何でもやりこなして、子供とのお出かけも楽しんで、それでいておしゃれにも美容にも手を抜いてなくて・・・。
日本のママさんはすごい!!と日本を離れてみて、改めて感じます。
あと、中国人の子育ての仕方も面白くて、こちらではおじいさんおばあさんが育てていることが多いのです。
ママは産後早々に働いている人が多くて、中には子供と離れて暮らしていることも珍しくないのです。
旦那さんの日本の会社にも、夫婦2人だけで日本に来て働いて、子供はおばあさんと中国で暮らしている人もいるんだそう。
彼女達はとってもエリートな夫婦で、日本で専門的な仕事をしているんだとか。
うちのお手伝いさんも、4歳の息子くんはおばあさんと一緒に遠い田舎で暮らしていて、彼女は一家の家計を支えるために旦那さんと上海に来て働いているんだそう。
寂しくないの?と聞いたら、おばあさんとよく会いに来てくれるから寂しくないよ~って言ってました。
国が違えば教育方針もそれぞれ。
こうしていろんな文化に触れて、私自身の視野ももっともっと広くなればいいなと思います。