私が上海に戻ってすぐ、八幡家の愛犬ジョイが他界しました。
13歳と8ヶ月でした。
もう少し、もう少しでいいから長生きして欲しかった・・・。
でも最期まで本当に立派でした。
癌と告知されてからも元気だったけれど、私が帰国する直前くらいから良くない状態が続いていて。
でも私の帰国を待っていてくれて、2週間一緒に過ごすことができました。
もう会えないまま亡くなってしまったら、私のショックは計り知れないと分かっていたのかな・・。
最後一緒に過ごす時間を与えてくれてどうもありがとう。
もともと骨格のしっかりした精悍なワンコだったから、お水しか飲めなくなっても、持ち前の生命力で一生懸命頑張っていました。
本当に本当によく頑張ったと思います。
生き抜いた!という立派な最期でした。
スカイプでお顔を見せてもらったら、とても安らかな顔をしていました。
痩せて小さくなってしまったからか、赤ちゃんの頃のジョイの顔に戻っていました。
13年前、我が家に来たばかりの頃のことを思い出しました。
上海に帰る日、覚悟を決めて最後のお別れをしてきたつもりだったけど、やっぱりもう動かないジョイの姿を見ると堰を切ったように涙があふれてきました。
隣で娘も、日本で覚えたばかりの『ジョイちゃん、ジョイちゃん』を連呼していました。
せっかくジョイと仲良くなれたのにね・・・。
母のことも心配だし、すぐにでも駆けつけたいけど、海外に住んでいるとそれが簡単にできないのがもどかしい。
私が20歳のときから一緒だったジョイ。
たくさん遊んだし、たくさん癒されたし、たくさん助けてもらったし、たくさん幸せをもらいました。
最後の最後まで立派に頑張ったあなたを誇りに思います。
ジョイちゃん、ジョイちゃん、本当にありがとう・・・。