実は娘を連れて沖縄に行ってきました。


沖縄と言っても旅行などではなく、、、


大好きな祖母の告別式です。



94歳なのでかなりの大往生ではありますが、それでも重く深い悲しみを拭うことはできません。



身内が言うのもおかしいですが、本当に立派な祖母だったと思います。



沖縄のおばぁと言っても、ちゅらさんに出てくるような南国ののんびりとしたおばぁちゃまではなく、


バリバリのキャリアウーマンで、優しさと同時に厳しさも兼ね備えた人でした。




祖父と共に戦後の沖縄の復興に尽力し、幼稚園から高校・大学まで創設し、特に女性の教育に力を注いだ教育者でした。


私も小さい時から『女性も手に職を持たなければダメだよ。』と言われ続け、税理士の道を選んだのも祖母のおかげなのです。



でも正直何でこんなに厳しいのかな、と思った時期もありました。


祖母の期待がプレッシャーに感じる時期もありました。




でも今なら分かります。



今の私の幸せ・・・


祖母の勧めた学校に入り大切な友達に巡り合えたこと。


税理士という一生の資格が持てたこと。


仕事を通じて主人に出会えたこと。


そして主人との間に可愛い娘を授かることができたこと。



その1つ1つの点は実は1本の線でつながっていて、それは全て祖母からの助言のおかげなのです。



本当に・・・本当に・・・感謝してもしきれません。




何より嬉しかったのは、まだ祖母が元気な時に娘を会わせることができたこと。


名前を呼んでもらって抱っこもしてもらって、その時撮った写真は宝物です。




いつも私の幸せを心から願ってくれて、私の人生に最も大きな影響を与えてくれた、大好きなおばぁちゃん。



いつかまた天国で会えたとき、『おばぁちゃんのおかげで私こんなに幸せな人生だったよ!』と胸を張って言えるよう、これからも頑張るね。


私たちをお空の上から見守っていてください。



本当に本当に・・・どうもありがとう。