お久しぶりの更新です。

あれから2週間が経ちました。

今もなお余震が続く中、大変な思いをしながら必死で耐え、頑張っていらっしゃる被災者の方々。

たくさんの方が犠牲となった中で、悲しみをこらえながら懸命に復興に向け頑張っている姿には本当に胸が打たれます。


そして…

原発近くで危険を省みずに復旧活動をしている方々、被災地で救援活動を行っている方々には本当に本当に頭が下がります。

日本の安全のために、日本の未来のために、本当にありがとうございます。


一分でも一秒でも早く日本中に安心と安全が、そして被災地に笑顔の日常が戻ることを切に切に願います。





私はもうすぐ2ヶ月半になる娘のお世話をしながら過ごしている毎日です。


何も分からない娘は、すくすくと成長をしてくれて、最近ではあやすと笑ってくれるようになりました。

今はその無邪気さにとても救われています。



一方で、乳児の水問題、放射能の問題など心配ごとが尽きません。

自分の命より守りたいものができたばかりの私は、何があっても娘を守らねばと強くなる一方で、少しでも娘に何かあったら…と不安になったり弱気な自分が見え隠れしています。


娘のことは親である私たちしか守れないという重い重い責任感が、時に私を強くさせ、そして時に私を弱くさせます。


でもそんなんじゃダメですね。


被災地のママさん、パパさん達の方がもっともっと過酷な状況の中、強い気持ちを持って子供を守っているのだから。


親である私は常に絶対的な存在として、動じることなく強くいなくてはいけないなと改めて感じています。




水問題を始め、『長期間摂取しなければ特に影響はない…』『直ちに人体に影響を及ぼすものではない…』とテレビで何度も繰り返されます。

きっと専門家による長年に渡っての研究結果でしょうから、確かにその通りなのかもしれません。

もともとの摂取基準もかなり厳しく設定していることも分かりました。


でも…それでも…過敏になりすぎないようにと思いながらも、できれば自分の子供に少しでも危険なものを触れさせたくないのが親の気持ちです。

報道の捉え方は人それぞれだと思いますが、子供を守りたい気持ちはどの親でも同じだと思います。


摂取制限が一旦解除された水道水をいつから乳児に与えるのか、大人の何倍もの影響を受けやすいと言われる赤ちゃんに放射能は本当に大丈夫なのか(報道では影響ないと言われていますが)、今回の地震とは関係ないですが、死亡の因果関係は認められなかったとして接種再開となった予防接種を今後受けるのか受けないのか…などなど、

『何を信じて何を選択すべきか』


とてもとても難しい問題です。

自分のことならまだしも、子供のこととなると特に慎重に構えてしまいます。



たとえ後で子供に何かが起きたとしても誰かが責任を取ってくれるわけでもなく、助けてくれるわけでもない。

ましてや、誰のせいにもできない。


自分の子供は親しか守れないのですから、結局のところ『自己責任』で判断していくしかないんですよね。


大丈夫、大丈夫!という方もいれば、念には念を…という方もいるでしょう。

過剰に反応する方もいれば、そうでない方もいるでしょう。


きっと何が正解なんていうのはなくて、(正解があればこんなに悩まなくてすむのだけど…絶対的な正解があるのなら教えてほしい…)ただ自分の子供を守りたいという想いはみんな一緒。


私なんかよりもっと過酷な状況の方もいるし、あまり大きく影響のなかった方もいる。

それぞれがそれぞれの状況の中で、自己責任のもと様々な選択をして様々な決断をしています。


私も私の状況の中で、何が娘にとって最適な道なのか常に考え、自己判断を誤らないよう後悔することのないよう最大限の努力をしなければと思います。


親としての私の判断が、今の彼女の全てなのだから。


そのためにもやはりブレない軸を持って、強く強くいなくちゃ!と思う毎日です。




早く日本中の子供たち(もちろん大人も)に安心して暮らせる日常が戻りますように…。

早くたくさんの可愛い子供たちの笑顔が戻りますように…。